コンセントは生活する上で欠かせないものですが、ちょっとプラスして付けておくと住まいの使いやすさが大きくアップします。
特に毎日使う場所にコンセントが多めにあると、とても便利です。
今回は知っておくと住んでから助かる、おすすめのコンセント追加ポイントを3つ紹介します。
掃除機の中継用で毎日便利に
掃除機をかける動線の途中に中継用コンセントがあると、とても楽に掃除機をかけられます。
たとえば廊下の中間地点にコンセントがあれば、部屋から部屋へ移動しながらテキパキと掃除機をかけることができます。
もし部屋にしかコンセントがないと、元のコンセントを抜いてから移動先の部屋にコンセントに差し、廊下に戻って掃除機をかけることになります。
ちょっとした動きの違いですが、忙しい朝や歳を取ったときに掃除を楽にしてくれます。
また階段の上り口や上がりきったところにコンセントがあると、階段に掃除機をかけやすくなります。
階段は意外にほこりがたまりやすく、こまめに掃除機をかけたい場所です。
そばにコンセントがないと離れた部屋に差してから、戻ってきてかけることになってしまいます。
掃除機をかけるときの動きを間取り図を見ながらイメージして、できるだけ中継用のコンセントを付けるようにしましょう。
枕元にスマホやスタンド用を
ベッドの枕元にコンセントがあると、スマホの充電コードや照明スタンドをつなげて便利に使えます。
今の時代はスマホを目覚まし代わりに使ったり、寝る前に明日の予定や天気をチェックしたりする方も多いと思います。
もし枕元にコンセントがあれば、充電しながらそのまま寝ることができます。
またベッドのそばに電気スタンドがあれば、寝る前に読書をしたり夜にトイレに起きたりするときに明るく照らしてくれます。
あるいは夜遅くに帰宅して部屋の照明を点けてしまうと、先に寝ている人を起こしてしまいます。
しかし電気スタンドがあれば起こさないように気遣いができます。
寝室のプランニングでベッドの位置を決めるときは、併せてコンセントも計画するようにしましょう。
家の外コンセントは多めがおすすめ
家の外コンセントは、多めに付けておくとたいへん便利になります。
芝刈り機や車にかける掃除機、塀やアプローチをきれいにする高圧洗浄機など、実際に生活を始めてみるとつなぐものは意外に多いからです。
もちろん同時に使うことはあまりありませんが、使いたい場所と外コンセントが離れているとコードが届かない可能性があります。
このため家の両側に付けておけば敷地のすみずみまで届くようになります。
また住んでから庭に常夜灯などを付けることになっても、外コンセントから電源を引くことができます。
家の中はコンセントを多くしようと念入りに計画しますが、外側は忘れてしまうこともあるため、できるだけ多めを意識すると良いでしょう。
まとめ
コンセントは家が完成してから増やそうとすると、配線が見えてしまったり付けられなかったりするため、できるだけ建てるときに付けておくようにしましょう。
生活してみなければどこへ付けたら良いかわからないと思うかもしれませんが、コンセントは多すぎても邪魔になるものではありません。
増やすための金額もそれほど高くないため、もしかしたらという場所にはできるだけ付けておくようにしましょう。