白色のナチュラルな外観。
庭にあるガレージから、バイクなどの趣味を楽しんでいる様子が伝わる。この家に住むのはT様ご夫妻と2匹の猫たち。お二人の家づくりのストーリーを伺った。
日当たりのいい開放的なリビング
中に入ると、ホワイトと濃い色のウッド調の床で統一された、シンプルで落ち着きのある空間。 気さくなご夫妻に案内され、リビングへ。
広さ25畳のリビングは、開放感があり、大きな窓から光が差し込む。
「家に来てくれた友人や職場の仲間にも、入ってまず『リビングが広くていいね』と言ってもらえます」とご主人。
将来子どもができた時にも家族で過ごす空間を快適にしたいと、リビングを広めにとった。
2匹の猫たちも日当たりのいい窓際で日向ぼっこするなど、ここでのびのびと過ごしている。
さらに開放感が出るよう、壁は明るい白、床の色はシックな濃い色で、猫がいることを考え傷つきにくいものを。それに合わせて扉の色もチョイスした。
家具・インテリアについても内装に合わせて色数を少なくし、統一感を生み出している。
また、ご夫妻の職業は自衛隊員。その仕事柄、出張の前には自宅で荷造りをすることもある。たくさんの荷物を広げたい時にも、広いリビングがあれば効率的だ。
きっかけは突然に
ご夫妻に家づくりのきっかけを尋ねた。
結婚後、アパートで暮らしていたお二人。
ある日突然「家を建てたい」という奥様の一言がきっかけだったという。
「僕はてっきり2、3年後くらいの話だと思って『いいんじゃない?』と軽く答えたら、すぐに妻が土地を見つけてきて(笑)」
奥様は、ご自身の上司から教えてもらった情報を頼りに、一早く土地探しに乗り出し、順調に土地の購入に至った。
そして、家づくりが本格的にスタート。
いろいろと計画しないと、と焦るご主人と対照的に、奥様は楽観的だったという。
「子どもができてから建てるのは大変だと周りから聞いていましたし、何より、家を建てたい妻の熱意が伝わったので、そこから家づくりがスタートしました」
家づくりにおいても奥様のしたいことをしたかったと、優しいご主人は笑いながら話してくれた。
奥様に、土地の決め手は何だったかと聞いた。
前に住んでいたアパートは職場から遠く、通勤にも体力を使っていたという。今の場所だと15〜20分程度で通うことができ、土地の大きさや値段も考慮した上でベストな条件だった。
奥様はバイクで、ご主人は自転車で通勤しているという。
土地について情報をくれた上司がサンクスホームで家を建てていたため、紹介してもらったことがサンクスホームとの出会いとなった。
お忙しいご夫妻の家づくり
それまで知識がなかったというご夫妻は、既に家を建てている友人に話を聞いたり、自分たちで要望をまとめたりして、理想の家を描いていった。
「僕たち素人が描いた間取をサンクスホームさんに渡したら、ここをこうしたらどう?とすぐに間取を修正しながらアドバイスをくれました。収納の場所をずらした方がいい、などの細かい指摘もしてくれて。知識がなかった僕たちに、こんな方法もあるよと情報提供してくれたのはうれしかったです」
ご夫妻の理想や要望に応えようという姿勢で話をたくさん聞いてくれたことがよかったと話してくれた。
ちょうど仕事が忙しい時期に家づくりが始まったこともあり、仕事と家づくりを両立する忙しい日々を送っていったというお二人。
「土日に打ち合わせの時間が取れない時も時間を調整してくれました。仕事終わりだったので平日も17〜19時以降しか打ち合わせの時間が取れなかったのですが、いつも対応してくれて。急な連絡にもすぐ返信をくれました」
こうして、ご夫妻は多忙なお仕事と両立させながら、1年ほどかけて家づくりに取り組んで行った。
やがて着工へ移るも、忙しくなかなか工事状況を見に行けなかったというが、
「見に行けた時はうれしかったですね。どんどん形になって行くのを見て楽しみになりました」
趣味を楽しむ暮らし
ご夫妻にはそれぞれに趣味があり、新しい家では趣味のためのスペースがほしいと考えていたという。
2階には寝室と将来のための子ども部屋が1つ、それとは別に、それぞれの趣味の部屋を作った。
ご主人の趣味は、ゲームとトレーニング。部屋にはゲーミングモニターを置いて楽しんでいる。
奥様の趣味はレザークラフトやレジン、アートクレイなどのハンドメイド。猫の部屋も兼ねた空間だ。
「僕たちはお互いの趣味の時間に干渉せず、尊重し合っています。どちらかが趣味に熱中していたら、どちらかが家事をするなど、お互いに楽しめるようにしています」
この先、子どもの人数が増えた場合にも対応できる部屋数だ。
生活動線にも工夫を
リビングや趣味の部屋以外にも、ご夫妻のこだわりを随所に見ることができる。
1階は、行き止まりがなく回遊できる間取りだ。
将来、子どもが思春期に親の顔を見たくない時もあるだろうというお二人の配慮で、リビングを通らずとも2階へ行けるよう階段を配置した。
さらに、階段は玄関の近くではなく、キッチンの後ろ側に置いたこともポイント。階段を降りると、すぐにキッチンや洗面、お風呂があることで、朝の動線もスムーズだ。
トイレ、脱衣室、お風呂はそれぞれ独立していて、部屋干しができるようにとランドリールーム兼脱衣室は広めの設計。
「仕事上、物が多いので、収納は多くしてもらったのですが、今は余っているほどです」
たくさんの収納にはまだゆとりがあるという。
外観は、出来上がってきた間取りからサンクスホームが提案。
デザイン性も兼ねて配置した長い窓が、家に風を通すいい役割をしている。
「漠然と、白っぽくてシンプルがいいと伝えていたのですが、いい感じで気に入っています」
外壁は、雨にも汚れにくいケイミューという素材を、玄関の扉はお二人で一目惚れして即結したものだという。
家で過ごす幸せを感じた
最後に、ご夫妻に住み心地を伺った。
「アパートに住んでいた頃は夏とても暑くて、エアコンをガンガンにかけていたんですが、新しい家では、夏にエアコンの温度設定を高めにしていても十分涼しいです」
冬はエアコンをつけずとも快適に過ごせているといい、家の断熱性能が省エネに一役買っていることがわかる。
2匹の猫たちも、広いリビングに2階と過ごす場所が増えたことで、のびのびと過ごしている様子が伝わる。
「猫用にキャットタワーを置いたり、仕事で家を空けることも多いので、自動で餌をやれる機械などを揃えました」
ご主人は休みの日、職場の後輩とリビングや庭で格闘訓練をすることもあるという。リビングは、キックミットを使っても十分な広さだ。
他にも、奥様の職場の仲間と庭でBBQをしたりと、家で過ごす時間が格段に増えたという。
2024年1月に起きた「令和6年能登半島地震」の際、すぐに被災地へ出動したというご主人。
過酷な環境の中で1週間を過ごし、帰ってきた時に心身ともに安らげる家があることに、家を建てて本当に良かったと感じたと語る。
「妻にお鍋を作ってもらって、お風呂に入れて、幸せでした。
……猫は、僕が急に1週間いなくなったので、すごく鳴いていたみたいでしたけど(笑)」
これからお家づくりをはじめる方へ
サンクスホームでは、OB様邸について詳しく話を聞くことができる「OB様邸相談会」を随時開催している。お家に関する事はもちろん、実際に暮らしているお施主様だからこそのリアルな話を聞くことができるかも?家づくりのご参考に、マイホームをお考えの方には是非ご参加いただきたい。
またタイミングによっては実際にお家を見学することも可能。この記事だけでは伝えきれなかったお家のこだわりを、ぜひ肌で感じていただきたい。
※個別にて相談会を開催いたします。ご予約日時については、ご都合や予約状況に合わせて調整させていただきます。