狭小住宅は建物がコンパクトなため、将来のメンテナンス費用が抑えやすい建物です。
しかしそのメンテナンス費用も、できる限り抑えたいという方は多いと思います。
今回は先々でかかるメンテナンス費用が少なくて済む家の作り方をご紹介します。
耐久性の高い外壁材を使う
将来のメンテナンスの中で、大きな費用になりがちなのが外壁塗装です。
家の大きさによっては100万円を超えることもあり、家を建てるときに最もメンテナンス費用がかからないように考えておきたい部分です。
この外壁塗装の費用を抑えるうえで効果的なのが、耐久性の高い外壁材を使うことです。
例えば雨がかかると汚れが落ちるセルフクリーニング機能を持つ外壁を使えば、年数が経っても外壁の汚れが少なくて済みます。
あるいは耐久性が高いタイルを外壁に貼れば、家に住む間に必要な塗装の回数が大きく減ります。
できるだけ汚れや劣化の少ない外壁材を使い、将来の出費を抑えるようにしましょう。
エアコンは初めから付ける
狭小住宅のエアコンは、できるだけ家を建てるときに設置することをおすすめします。
狭小住宅は家のまわりのスペースが限られているため、後でエアコンの室外機を設置すると費用が割高になることがあるためです。
例えば新たに室外機を置くスペースがなく、既存の室外機の上に乗せることになると架台の費用がかかります。
あるいはエアコン本体のすぐ外ではなく、離れた場所に室外機を置くことになれば、配管の距離が長くなり費用が割高になることもあるでしょう。
家を建てるときにエアコンを付ければ、その費用を住宅ローンの借入に含めることができるため、住んでからの工事のように現金で払う必要がないというメリットもあります。
狭小住宅のエアコン工事は、家を建てるときにできるだけ行うようにしましょう。
屋上の床防水に注意
屋上の床は、下地の上に防水性のある材料を塗って固めて仕上げてあります。
この仕上げは10〜15年を目安に、塗り替えや上塗りをする必要があり費用がかかります。
こちらも家を建てるときに耐久性の高い材料を使えば、長持ちをして塗り替えの時期を延ばすことが可能です。
もちろん耐久性の高い材料を使うと費用が割増になるかもしれません。
しかし狭小住宅は屋上の面積がそれほど広くないため、差額はそれほど高額にはならないでしょう。
屋上の床のメンテナンスは雨漏りを防ぐためにとても重要です。
費用負担を抑えながら住まいのトラブルを避けられるように、耐久性の高い仕上げを選ぶことをおすすめします。
まとめ
コンパクトな狭小住宅は、電気代や税金といった維持費が抑えられると注目を集めています。
さらに家を建てるときにメンテナンス費用のかからない作り方をしておけば、より住んでからの出費を削減できるでしょう。
サンクスホームでは、将来の出費を抑えられる家づくりのアドバイスを行っております。
お気軽にお電話やお問い合せフォームにてご相談ください。
▼お問い合せはこちらから!▼