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断熱性能だけじゃない!電気代を抑える省エネ設備や間取りを解説

電気代のかからない省エネな住まいは、断熱性能を上げる他にも、さまざまな工夫で作ることができます。
ただ家づくりが初めてなので、どんな省エネの方法があるか思い浮かばない、という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、間取りやちょっとした設備の工夫で省エネ住宅を作る方法をご紹介します。

お子さんが集まりやすいリビング

電気代を抑えるには、リビングをお子さんが集まりやすい場所にしてみましょう。

お子さんが年頃になり自分の部屋で過ごす時間が増えると、冷暖房や照明の電気代がかかるようになります。

しかしお子さんにとって居心地の良いリビングにすれば、子供部屋で過ごす時間が減り電気代も抑えられるのではないでしょうか。

例えばリビングを吹き抜けにすれば開放的な雰囲気になり、お子さんが過ごす時間が増えるかもしれません。

あるいはオープンキッチンにして親子で会話をしやすいようにすれば、話しがはずみお子さんもきっとリビングに長居をするはずです。

お子さんが集まりやすいリビングにすれば、省エネになるだけでなく、家族のコミュニケーションも深まりそうですね。

節湯水栓で給湯エネルギーを削減

キッチンなどの蛇口に節湯水栓を使い、お湯を使う量を減らして省エネ化する方法もあります。

節湯水栓とは、レバーハンドルや中の仕組みを工夫して、お湯の量を減らせるようにした水栓です。

従来の水栓は、レバーハンドルを中央の位置にするとお湯が少し混ざって出てきます。

この仕組みを知らずに水道を使っていると、お湯を作るエネルギーを浪費していることになります。

そこで節湯水栓は、レバーハンドルのお湯の出る位置を少し左にずらしたり、お湯が出る位置でカチッと音が鳴るようにしたりすることで、意図せずお湯が出てしまうことを防ぎます。

毎日使う蛇口を節湯水栓にすると、小さな節約が積み重なって大きなエネルギー削減につながります。

あえて吹き抜けやリビング階段にしない

家の電気代を節約するなら、あえて吹き抜けやリビング階段を作らない、という方法もあります。

一般的な断熱性の住まいで吹き抜けやリビング階段を作ると、なかなか冷暖房が効かず電気代がかかってしまいます。

もちろん高気密・高断熱の住宅なら快適な温度にできますが、それでも普通の部屋より冷暖房のコストがかかりがちです。

確かに吹き抜けやリビング階段は、素敵な間取りに見えます。

しかしどのお客様にも必要な間取りというわけではありません。

もし吹き抜けなどに大きなメリットを感じないようであれば、通常の間取りにして電気代を節約してはいかがでしょうか。

まとめ

住まいの電気代を抑えるには、間取りや設備を工夫する方法でも十分可能です。

ご紹介した方法なら建築費を大きく増やさずに、省エネな住まいを作ることができるでしょう。

もちろん他にも省エネな住まいを作る方法は数多くあります。

家づくりを任せる住宅会社と相談しながら、ぜひお財布に優しい住まいを実現してください。

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