これから土地を購入して家を建てる計画の方にとって、気になることの一つが予算の相場ではないでしょうか。

実は予算の相場は地域によって大きく異なり、知らずに予算を準備してしまうと足りなくなる恐れがあります。

今回は地域別の予算相場や、住宅ローンの返済例をご紹介します。

 

 

 

 

 

地域別の家と土地の予算相場

 

 

住宅金融支援機構の調査によると、地域別の家と土地の予算相場は以下のようになっています。

 

 

これを見ると、建築費は地域によってそれほど大きな差の無いことがわかります。

一方で土地価格の地域差は非常に大きく、首都圏は約2,200万円、約900万円とおよそ1,300万円もの違いがあります。

 

 

 

 

 

地域ごとの住宅ローン返済例

 

 

これだけ金額が違うと、住宅ローンの返済額はどの程度変わるのでしょうか。

この調査では家と土地の総予算に対する、住宅ローンの割合も調べています。

この割合は地域による差がそれほど無く、多くの方がおよそ90%の資金を住宅ローンで借りています。

地域ごとの予算相場のうち、9割を住宅ローンで借りると支払いは以下のようになります。

 

	住宅ローン借入額 （総予算の9割）	月々の返済額
全国平均	4,040万円	104,872円
三大都市圏	4,380万円	113,698円
首都圏	4,620万円	119,928円
近畿圏	4,230万円	109,804円
東海圏	4,000万円	103,834円
その他地域	3,630万円	94,229円

 

※金利0.5%　35年返済　ボーナス返済無し　の場合

 

 

 

希望エリアの土地相場を早めに知ろう

 

 

このように月の支払いは最も高い首都圏と、低めのその他地域とで、25,000円もの開きがあります。

つまり土地の予算によって、毎月の返済額も大きく変わることになります。

土地を購入して家を建てる予算相場を知るには、早めに家を建てる地域の土地相場を知っておくことが大切なのです。

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

家の費用は地域による大きな違いはありませんが、土地の価格は地域によりかなり変わります。

実際に必要な予算を準備するには、地域の土地相場を考慮した資金計画を作ることが先決です。

家づくりをスタートする段階になって予算不足とならないように、早めに住宅会社に資金相談をしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

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