平屋はすべての窓が1階にあるため、防犯面で不安を感じる方も多いと思います。

そこで検討したいのが防犯対策になるシャッターです。

 

今回はシャッターのおすすめタイプや、付ける場所について詳しく解説します。

 

 

手動と電動のメリット・デメリット

シャッターには開け閉めを手で行う手動式と、スイッチを押せば自動で開閉する電動式があります。

手動式は価格が抑えめですが、歳を取ると開け閉めが大変というデメリットがあります。

家を建ててしばらくしてから、電動式にリフォームする方もいるほどです。

 

また手動式は上げ下げのときに窓を開けることになります。

そのため冬は冷たい風が、雨が降っていれば雨水が、夏なら虫が室内に入ってきます。

 

一方の電動式は、初期費用は多少かかりますが開け閉めは楽で雨や虫が入る心配もありません。

よく開け閉めする窓やサイズの大きな窓には、電動式を選んではいかがでしょうか。

 

 

付ける場所ごとに効果があるかを考えよう

 

シャッターは付ける場所ごとに、その効果があるかを考えましょう。

シャッターの目的は泥棒が入るのを防ぐことと、台風などで物が飛んできて窓が割れるのを防ぐことです。

どちらも大きな窓は被害を受ける可能性が高いため、シャッターを付けた方が安心できます。

 

一方で小さな窓は、外から窓の鍵に手が届かない高さにあれば、泥棒は入りにくくなります。

また風で飛んできた物が当たる確率も少ないため、シャッターを付ける優先度は低いかもしれません。

 

シャッターを付けるか迷うのは、腰ほどの高さから始まる中くらいの大きさの窓です。

こちらもまず外から窓に付いている鍵に、手が届くか確認しましょう。

もし手が届かないなら、泥棒に入られる確率はそれほど大きくないと考えられます。

さらに窓のすぐ外側にお隣の家があるなら、風で物が飛んできて当たる可能性も少ないでしょう。

 

シャッターは防犯や強風対策で頼もしい設備ですが、どうしてもコストがかかります。

何となく不安だからではなく、具体的にどれぐらい効果があるかで考えてはいかがでしょうか。

 

 

おすすめタイプと適した場所

 

シャッターにはいくつかタイプがあり、適した場所に付けるとより快適で安心なシャッターになります。

 

例えばパネルにスリットを開けられる「採風タイプ」なら、シャッターを閉めたままでも風を通せます。

リビングや寝室など、夏の夜にシャッターを閉めて防犯をしたい、でも自然の風を通したいといった部屋におすすめです。

 

また「耐風タイプ」という、強風でも壊れにくいよう補強を入れたシャッターもあります。

もちろん一般的な強風なら、通常タイプのシャッターでも壊れる心配はありません。

しかし台風がよく上陸する地域など、災害レベルの強い風が吹く地域なら、耐風タイプを検討しても良いでしょう。

 

 

まとめ

1階にすべての窓がある平屋は、シャッターを付けると防犯性がアップします。

さらにシャッターは付ける場所をしっかり選び、適したタイプを選ぶとそのメリットが生かせます。

 

どこにどんなタイプのシャッターを付けると良いか、平屋の建築実績の多い住宅会社に相談しながら、検討してみてください。

 

 

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