平屋にロフトを作ると、より広々とした快適な住まいになります。
でも初めての家づくりでは、どんなことに気をつけてロフトを作れば良いかわからないですよね。
そこでここでは、ロフトを作るときの注意点とその対策をわかりやすくお伝えします。
平屋にロフトがおすすめな理由
ロフトは屋根裏になる空間を、部屋として有効利用する間取りです。
収納やお子さんの遊び場、書斎などさまざまな使い方があり、住まいをより広く使えるようになります。
しかもロフトを作っても、敷地に占める家の面積は変わりません。
そのため限られた敷地でも、より広々とした住まいを作れるのです。
ただしロフトを作るには、部屋の上に広い空間が必要です。
そのため建物全体に大きな屋根がかかっている平屋の方が、2階建てよりロフトを作りやすいのです。
せっかく屋根裏が広い平屋を建てるなら、ロフトもぜひ検討してみてください。
しっかり暑さ対策をして快適に
ロフトを作るときは、暑さ対策をしっかり行うことが大切です。
ロフトにすると屋根に沿った天井の形になり、夏の日差しで熱くなった屋根に近くなるからです。
そこで屋根とロフトの間に入る断熱材を高性能なものにすると、室内に熱が伝わりにくくできます。
あるいはロフトがある程度広めなら、エアコンを付けて冷房するという対策もあります。
冷房で冷たくなった空気は下へ降りていくため、ロフトの下の部屋も涼しくなります。
またロフトにたまった熱を逃がすため、窓や換気扇を付けるのもおすすめです。
せっかくロフトを作っても「暑くて使わなくなってしまった」とならないように、しっかりと暑さ対策をするようにしましょう。
階段の設置も検討しよう
ロフトへの上り下りは、ハシゴではなく階段にするのもおすすめです。
ハシゴは大きな荷物を持っての上り下りがしにくく、歳を取ると落下のリスクも増えてしまいます。
しかし固定された階段なら手すりも付けられ、ハシゴより安全に上り下りができます。
もちろん少し場所を取りますが、その代わり下を収納やワークスペースなどに活用できます。
残念ながらロフトに上がるのが面倒で使わなくなった、という声を耳にすることがあります。
安全で楽に上り下りできるように、階段を付けることも検討してみましょう。
まとめ
ロフトは平屋の大きな屋根裏を有効に使い、生活のスペースを広げてくれる間取りです。
さらに暑さや上り下りの安全面への対策をしっかり取れば、より快適で便利な住まいになります。
平屋の建築を考えている方はぜひ、ロフトのあるプランも検討してみてください。