2011年に発生した東日本大震災から現在まで、熊本地震や大阪北部地震、
北海道胆振北部地震と、規模の大きい地震が発生しています。
その度に、ニュースで被害状況や予想される余震について報道され、
私たちは他人事ではないと危機感を抱きます。
また、長い間、近々発生するとささやかれている南海トラフ地震の存在もあります。
いつ地震が来ても最小限の被害に抑えられるような準備をしましょう。
そのためには、地震に強い住宅を建てる必要がございます。
今回は地震に強い住宅を見極めるための耐震等級についてご紹介します。
耐震等級って何を表すの?
耐震等級は、住宅の地震に対する強さを表すものです。
住宅の品質確保の促進等に関する法律に従ったもので、3つの段階に分かれています。
耐震等級1は震度6から7の地震が起きても崩壊・倒壊しないと期待できる値です。
ここで注意したいのは、住宅が全くの無傷であるわけではなく、傾いたりする可能性はあるという点です。
耐震等級2は上記の地震の規模の1.25倍、耐震等級3は1.5倍の規模の大きさの地震に対抗できるとされています。
耐震等級はあくまでも目安と捉えておくことをおすすめします。
理由は、起きる地震の規模は誰にも予測できないからです。
「耐震等級2の住宅だから大丈夫だろう」と何の地震対策もしないよりは、「もしかしたら」と仮定して非常食や避難ルートを確保する、
地震が来て家具が倒れても比較的安全な配置にするなど、できる限りの備えをしておくことを強くおすすめします。
住宅における地震対策のための構造
住宅を建てる上で行うことができる地震対策は、大きく3つの種類があります。
それは、耐震構造・制震構造・免震構造の3つです。
耐震構造は振動に対抗する力を、制震構造は地震の揺れを吸収する力を、
免震構造は振動を受け流す力を住宅に付与します。
一つの構造に重点的に特化するのではなく、三つのバランスがとれている構造を取り入れる必要があります。
なぜなら、例えば耐震構造ばかりに力を入れると、地震の揺れを受け流し、
吸収する力が弱いので、住宅に直接揺れが届いてしまうからです。
今回は地震に強い住宅を見極めるための耐震等級についてご紹介しました。
私たちサンクスホームは、住宅を建築する際、基礎への強いこだわりを持っています。
前頭コンクリートベタ基礎を標準採用しており、地震が起こった場合にはまずその基礎に振動が伝わる構造になっています。
このベタ基礎を強くすることで、地震の際に住宅が崩壊しにくい環境を作っています。
三重県で地震に強い注文住宅の建設をお考えの方は、ぜひ私たちにお問い合わせください。