狭小住宅より大きな家の方がメリットが多いのでは?と思っている方はいないでしょうか。
狭小住宅を検討していても大きな家はゆとりがありそうで、どうしても気になってしまいますよね。ところが狭小住宅に住んでみると、大きな家より優れているところがたくさんあることに気付きます。
そこで今回は普段あまり語られることのない、住んでから実感する狭小住宅のメリットをお伝えします。毎日の生活や将来に恩恵をもたらしてくれるこのメリットを知れば、狭小住宅がより魅力的に見えるはずです。
掃除しやすくメンテナンスも低コスト
狭小住宅はコンパクトな面積のため掃除しやすく、将来のメンテナンスも大きな住まいに比べ低コストで済みます。
日ごろの床掃除に手間がかからないのはもちろん、窓も小さめで数が少ないため週末の拭き掃除も手早く済みます。
さらに年末の大掃除でのワックスがけも疲れにくく、専門業者にフロアコーティングを頼むときは大きな住まいより金額を抑えられます。
また年数がたち壁紙に汚れなどが目立ってきても、張り替え費用が少なく済むため気軽に新しくできるでしょう。
他にもエアコンの買い換えでは、コンパクトな畳数用で済むため手頃な価格のものが選べます。
日常的なお掃除から先々のメンテナンスまで、さまざまな面で手間やコストを省けるのが狭小住宅のメリットなのです。
自然と家族の絆が深まる
狭小住宅は家族同士のコミュニケーションが取りやすく、自然と絆が深まる住まいになります。
建物がコンパクトにできているため、大きな家に比べ家族同士の会話が増えるからです。
狭小住宅はなるべく無駄のない間取りにするため、廊下やホールを最小限にするのが一般的です。すると部屋を出たときに家族と顔を合わせやすく、自然と会話が生まれます。
またスペースの兼用でリビング階段にすることも多く、帰宅すれば必ず家族がいるところを通りそこでも話が弾むでしょう。
このように狭小住宅は、大きな家に比べ家族の会話が生まれやすい住まいです。
もしコミュニケーションを大切にする家づくりを考えるなら、あえて狭小住宅を選んでも良いかもしれませんね。
移動が少なく時間のゆとりが生まれる
狭小住宅はコンパクトな土地と住まいになるため、便利ではあるものの土地の値段が高い都市部などにマイホームを持つことができます。
都市部なら通勤や日常の買い物などの移動が短くて済み、時間を節約できます。
確かに郊外に住めば、広くゆとりのある土地が手に入ります。
しかし都市部から離れる分だけ、通勤に時間がかかります。一方で都市部の狭小住宅なら、通勤時間が短いため出勤前や帰宅後に時間の余裕が生まれます。
家族と過ごしたり趣味を楽しんだり、プライベートを大切にした生活ができるのです。
狭小住宅は敷地が限られるものの、利便性の良い環境に住むことができます。
その結果お金では買えない、時間というゆとりが得られるのです。
まとめ
狭小住宅は限られた広さになるため、生活しにくいイメージを持つ方がいるかもしれません。しかし実際には毎日の生活の楽にし、家族の絆も深められる素敵な住まいです。
さらに時間のゆとりができるなど、大きな家にはない魅力を備えています。ぜひ狭小住宅を手に入れて、便利で豊かな毎日を過ごしましょう。