ブランド牛として有名な松坂牛の産地として知られる松阪市。三重県全体で見ると、土地相場は平均的ですが、県庁所在地がある津、鈴鹿などの市よりはやや低い土地相場となっています。しかしベットタウンとして住環境も整備されつつ利便性も向上しています。一例として、近年の巨大ショッピングモールの進出もあります。名古屋への通学・通勤を考える方々にもおすすめのエリアですので、このページで詳細情報をチェックしてみましょう。

土地の相場

松阪市の土地の相場は、1㎡あたり平均4万0334円となっています。（2015年時点）坪単価は13万3,338円です。前年と比較しますと、相場は平均2.99％も下がっています。エリアによっては、前年より相場が4～6％以上下がったエリアもあります。買い手市場という印象ですが、ここ10年程の松坂市の土地相場が上下していることから、やはり根強い人気があると思われます。逆にいえば、相場の下がっている今こそ、注目して損のないエリアといえそうです。良く探せば、思わぬ掘り出し物が見つかる可能性もあるのではないでしょうか。

ユーザーはこれくらいの広さの家を買っている

松阪市エリアに家を構える方々は、おおよそ30坪から40坪の広さの土地を購入しています。土地の価格は600万円～1000万円程度。建物の価格については1,500万円～2,000万円程度となりますので、土地・建物を合わせて、2,100万円～3,000万円程度が購入金額の目安となるでしょう。

近隣情報

松阪市といえば、やはりブランド牛として名を馳せている松阪牛が有名でしょう。1年を通じて穏やかな気候であることがブランド牛がすくすく育つ大きな理由の一つです。人口は約16万5,000人で、県下における経済的拠点としての機能は、江戸時代以来の歴史があります。

松阪市は、三重県のほぼ中央にあり東西に延びた地形となっています。中でも、都市部となっている東エリアは特に賑わいがあります。国道23号線・42号線が通り、鉄道に関しても近鉄山田線ほか、JR紀勢本線、名松線などが利用できます。 また海路としては松阪港があり、セントレア空港（中部国際空港）と津を結ぶ定期連絡船があります。そのため、伊勢方面などの観光都市ほか、関西・名古屋圏へのアクセスも可能となっています。一方、西エリアは山岳地帯でのどかな土地が広がっています。

このように松阪市は山の緑が広がり、伊勢湾に面した海もあります。桜で有名な公園もあるなど、子育てにおいても適したエリアといえるでしょう。