土地を買うのは誰でも「この土地で大丈夫かな?」と心配になります。
もちろん初めてなのもありますが、土地の良し悪しを調べる方法を知らないからとも言えます。
そこで今回は土地を買う前にぜひチェックしていただきたい、3つのポイントを紹介します。
納得して土地を決めるために、ぜひ最後まで読んでみてください。
ハザードマップでリスクを確認
ハザードマップとは市町村が作る、さまざまな自然災害のリスクを予測できる地図のことです。
最近は毎年のように大雨による洪水や土砂災害などが発生しています。
新たに土地を買うときは、そうした被害にあわないようにハザードマップを土地選びの参考にする方が増えています。
例えば洪水になったときにどれくらいの深さまで浸水するかや、
土石流や地すべりの土砂災害リスクも地図上で見ることができます。
さらに沿岸部では高潮や津波の浸水想定もわかるなど、幅広く災害リスクを予想できる地図になっています。
せっかく建てた住まいが自然災害の被害にできるだけあわないようにするため、
ハザードマップも土地選びの参考にしてみましょう。
時間帯をずらして現地を見に行く
気になる土地があれば実際に見に行くと思いますが、そのときは時間帯や曜日を変えながら何度か見に行くようにしてみましょう。
休みの日に見に行くととても静かだったのに、平日昼間に見に行くと近くの工場から大きな音が聞こえるかもしれません。
あるいは土地に面した道にあまり車が通らないように見えても、
実は抜け道になっていて通勤時間は車がたくさん通るかもしれません。
土地は日時やときには季節によって、様子を大きく変えることがあります。
休みの日以外に土地を見に行くのは難しいかもしれませんが、
一生住む土地になると思えば時間を作り見に行ってもよいのではないでしょうか。
住んでから欠点に気付いて後悔しないように、ぜひいろいろな日時に見に行ってみてください。
ご近所に住み心地を聞こう
実際に土地を見に行ったときは、ぜひ近所に住む人に地域の住み心地を聞いてみましょう。
住んでみないとわからない、本当の住み心地を知ることができます。
やり方はかんたんで、近所のお宅のインターホンを押し「不動産屋さんに紹介された土地を見に来ましたが、住み心地はどうですか?」と聞くだけです。
近くの田んぼからカエルの鳴き声がたくさんするとか、冬は風当たりが強いとか、
細かなことかもしれませんが裏表のない本音が聞けるはずです。
もちろん何も問題がなく住み心地が良いと言われれば、その土地を買う決心がつくかもしれません。
声をかけるのが苦手な方は、家づくりを相談している住宅会社の人にお願いしてみてはどうでしょうか。
その土地の本当の住み心地がわかる、ご近所への聞き込みにぜひトライしてみましょう。
まとめ
土地を初めて買うのは誰もが不安なものです。
とても高額で、しかも一生住むわけですから、慎重になるのは当然でしょう。
そうした不安を少しでも解消するには、なるべくたくさんの情報を集めるのがおすすめです。
ぜひ紹介した方法で検討する土地について調べ、納得の土地選びに役立ててください。