住まいの保証 は、1種類ではないことはご存じでしょうか?
長く付き合う住まいですから、なるべく手厚い保証があった方が安心です。
ここではお客さまにぜひ知っていただきたい、さまざまな保証についてお伝えします。
まず建物の基本的な保証である、瑕疵保証をしっかり確かめましょう
瑕疵保証とは住まいの主な骨組みや、雨漏りなどの保証です。
瑕疵保証は家を作る会社によって保証期間が異なります。
法律で定められた、10年という最小限の保証期間の会社もあります。
あるいは住宅瑕疵担保責任保険を組み合わせ、30年という長期保証の会社もあります。
さらに工事中に国の指定機関による検査が行われる、二重の安心が得られる保証もあります。
基本的な瑕疵保証も内容が会社によって異なるため、しっかり確かめて選ぶようにしましょう。
住まいの保証の中には、地盤を保証するものもあります。
地盤保証とは地面の支える力が弱く、大切な住まいが傾いてしまったときの保証です。
家を建てる地面が、どれくらいの重さの家を支えられるかは土地によって違います。
そのため家を建てる前に第三者機関による地盤調査をして、弱い地盤なら地盤補強工事を行います。
それでも万一大切な住まいが傾いてしまったときに、保証してくれるのが地盤保証です。
もしものときに備え、地盤保証のある住まいを選ぶようにしましょう。
日本は地震がとても多く、住まいへの地震被害は決して人ごとではありません。
しかし冒頭の瑕疵保証は、一般的に地震の被害は対象外になります。
このため大きな地震があっても安心できるように、耐震補償のある住まいを選びましょう。
耐震補償を付けるということは、それだけ建物をしっかり作る必要があります。
構造体を強くするのはもちろん、丁寧に作られているか建築中に検査も行われます。
そのため地震に強い住まいは安心なだけでなく、耐久性が高く長く住めることになります。
地震に弱く大きな被害を受けると、大切な住まいに住めなくなる可能性もあります。
万一のときも安心できるように、耐震補償が付いた強い住まいを選びましょう。
大切な住まいはできるだけ長く、しかも手厚く保証されていた方が安心です。
しかし家づくりを頼む会社によって、どのような保証があるかは違います。
これから建てる住まいにはどんな保証が付いているか、しっかり確かめてから選ぶようにしましょう。