グリーン住宅ポイントが気になるけど、どんな住まいが対象なのか、いつまでに何をすれば良いかわからないという声をよく耳にします。
確かにグリーン住宅ポイントは対象になる住宅の範囲が広いため、自分の計画している住まいが当てはまるかわかりにくい面があります。
そこでここではグリーン住宅ポイントの対象を新築住宅に絞り、もらえる条件や期限などをまとめました。
どのような条件を満たせばポイントがもらえるか、要点を解説していますのでぜひ最後まで目を通してください。
ポイントがもらえる住まいの省エネ性能
グリーン住宅ポイントは次の1か2のどちらかに該当する、省エネ性能に優れた住宅へ発行されます。
1.高い省エネ性能等を有する住宅:40万ポイント
次のいずれかに該当すること
1.認定長期優良住宅
2.認定低炭素建築物
3.性能向上計画認定住宅
4.ZEH
2.一定の省エネ性能を有する住宅:30万ポイント
日本住宅性能表示基準で定める断熱等性能等級4、かつ一次エネルギー消費量等級4以上の住宅
それぞれの住宅は詳細な基準を持ち、お客様だけで判断するのは難しいため、
事前に家づくりを頼む住宅会社に確かめるようにしましょう。
ポイントが加算される住宅
取得する住宅が次の4つの条件に該当する場合は、それぞれでポイントが加算されます。
ポイントがもらえる手続きの期限
ポイントをもらうには次の3つの手続きを、期限までに行う必要があります。
住宅や追加工事の契約:2021年10月31日まで
ポイント発行申請:2021年10月31日まで
ポイントの商品交換申込:商品 2022年1月15日まで
ポイント発行申請は建物の工事完了前でも可能です。
ただし追加工事を含めたすべての工事を行い、引き渡しを済ませたうえで2022年1月15日までに完了報告をしなければなりません。
またポイント発行申請では、省エネ性能を証明する書類を所轄行政や第三者機関から発行してもらう必要があります。
手元にそろうまで時間がかかることも予想されるため、期限まで余裕を持って住まいの計画を進めましょう。
ポイントで交換できる商品
ポイントで交換できる商品は、パソコンや冷蔵庫、洗濯機などの家電、ソファーやベッドなどの家具、
他にも食料品や防災用品などとても幅広く取りそろえられています。
対象商品はグリーン住宅ポイント事務局 に登録されているものに限られます。
また新築時に行う追加工事にポイントを充てることもできます。
申請はポイント発行申請と一緒に住宅会社を通じて2021年10月31日までに行います。
対象工事はワークスペースの設置や、菌・ウイルス拡散防止工事などコロナ以降の「新たな日常」に対応したものや、
家事軽減、防災関連工事などがあります。
住まいの中もお得にリニューアルしよう
グリーン住宅ポイントを使えば、住まいを新しくしながら家電や家具などもお得にリニューアルできます。
もし近いうちに新築の住まいを考えているなら、ぜひとも活用したい制度です。
しかし住宅の契約期限が2021年10月21日とたっぷりと時間があるとは言えない状況です。
せっかくのポイントを無駄にしないために、早めに住宅会社に相談するようにしましょう。