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お金の話家づくり

住宅ローンの審査基準は?

多額の資金の借り入れができる住宅ローンは、住まいを入手する際に多くの人が利用しています。

ですが、この住宅ローンにはしっかりとした審査があり、その審査で引っかかってしまう人も少なくありません。審査の基準やどのような点に注意したらよいのか、事前に知っておきましょう!

住宅ローンの審査基準~安定して返済できるかどうかが審査のポイント~

住宅ローンの審査は金融機関ごとにさまざまな基準があり、具体的にどこを見ているかは明確にはなっていません。ただ、どの金融機関でも単純な収入の大小ではなく、安定してローンを返済し続けられるかどうかを重視すると言われています。ここでは、どの金融機関でも審査の際に重視する項目をチェックしてみましょう。

 

1:年収

金融機関ごとに下限年収を決め、この額をクリアしていればいいとされます。

2:返済負担率

その人の年収と借りたい額の比率で、この負担率が20%から35%が合否の当落線上です。

3:勤続状況

勤めている企業の規模や勤続年数、雇用形態などを調べます。長期で働いているほど有利です。

4:年齢

加入時の年齢と想定される完済時の年齢を問います。とくに完済時の年齢は重要です。

5:健康状態

大体の住宅ローンは団体信用生命保険への加入が必須なので、健康状態も問われます。

6:担保評価

住まいの価値を問います。評価が低い場合は審査NGや融資額の減額もあるでしょう。

7:現在の借入状況

住宅ローン以外の借金を問います。カードローンなどは清算しておくことが無難です。

8:過去の借入状況

過去の借入で返済の遅滞や公共料金の払い忘れなどがあると、審査は厳しくなります。

 

住宅ローンに落ちる可能性が高くなる原因とは~年収が高くてもNGとされる理由がある~

住宅ローンの審査は、十分な収入を持つ人でも落ちてしまうことがあります。実際にどのような理由で落ちたかは人それぞれですが、住宅ローンで落ちる原因となりそうなものは、いくつか考えられます。自分が該当するかどうか、チェックしてみましょう。

 

1:過去の借入で返済事故を起こしたことがある

カードローンなど個人向けの融資を利用し、過去に返済の遅滞を発生させた場合は、そうした記録が信用情報として残ります。こうした返済事故がある場合、金融機関によっては住宅ローンの審査が厳しくなるのです。ただ、借りることそのものはNGではなく、遅滞なく返済できていれば問題はありません。

2:現時点で消費者金融から借入がある

過去にほかのローンを利用し、事故なく返済していれば問題はありませんが、現時点での借入が問題視されることはあります。とくに、都市銀行の審査では消費者金融からの借入に厳しいとされるので、万全を期すなら消費者金融との契約は解約しておきましょう。

3:勤続年数が短い

住宅ローンで重視されるのは収入の大小よりも、安定して返済できるかという点です。そのため、勤務先の企業の規模やその人の勤続年数が重要であり、とくに勤続年数は一定年数以上働き続けていないと厳しくなります。もちろん、虚偽の申請は厳禁です。

 

まとめ

住宅ローンの審査はどの金融機関でもしっかりと行います。

基準はそれぞれですが、基本的にはどの金融機関でも貸したお金を安定して継続的に返してもらえるか、という点を重視しています。ローンの審査前には自分の状況を客観的に確認し、審査で引っかかるようなところがないか、よく確認しましょう。

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