平屋は移動が1つの階で済むため、家事がしやすいと注目を集めています。
さらに洗濯という家事が楽になる工夫をすると、より生活しやすい平屋になります。
今回は洗濯をしやすい平屋にするための、3つのコツをご紹介します。
「干す」動線を短くする
洗濯という家事を楽にするなら、まずは「干す」動線が短くなる間取りを考えてみましょう。
動線とは家の中を人が移動する線のことです。
洗濯機から洗濯物を干す場所までの動線が短くなると、干すという家事が楽になります。
例えば洗濯機を置く部屋を広く取り、その場で洗濯物を干せるランドリールームなら、干す動線が最小限で済みます。
ランドリールームがあればその場で「畳む」もできるため、洗濯という家事を大幅に短縮できるでしょう。
あるいは1階の外にサンルームを作ると、重い洗濯物を持って階段を上がる必要がなくなります。
老後に足腰が弱ったときも洗濯物を干しやすくなるため、長い目で見てもおすすめです。
「畳む」のはどこがベスト?
間取りを決めるときは、洗濯物を「畳む」場所もしっかり考えてみましょう。
お子さんが成長すると洗濯物が増え、畳むのも意外と時間がかかるようになります。
例えばテレビを見ながら畳むなら、リビングを少し広めにすると良いかもしれません。
あるいは畳コーナーを作り、そこで畳むようにすると、座っていても足が疲れにくくなります。
また先ほどご紹介した、ランドリールームで畳むという方法もあります。
ランドリールームなら、干して乾いた洗濯物をその場で畳めるため、乾いた洗濯物を運ぶ手間が減ります。
「しまう」を考慮した部屋の配置
畳んだ洗濯物を運ぶ「しまう」動線も、できるだけ短くて済むように間取りを考えてみましょう。
お子さんが成長して自分の部屋を使うようになると、洗濯物を持って移動する距離が増えます。
そこで洗濯物を畳む場所を囲うように部屋を配置すると、しまうための動線が短くて済みます。
ただ平屋はすべての部屋を1階に配置するため、離れた場所に子供部屋ができてしまうことがあるかもしれません。
そのようなときは、一箇所に家族の衣類をまとめて置けるスペースを作り、そこから各自が部屋に運ぶようにすると良いでしょう。
まとめ
洗濯という家事が楽になる工夫をすると、平屋の生活のしやすさがさらにアップします。
ご紹介した以外にも、平屋を使いやすくするコツはたくさんあります。
平屋を建てた実績の豊富な住宅会社に相談して、さらに使いやすい工夫を取り入れた平屋を建てるようにしましょう。