狭小住宅を広く使うには吹き抜けにしたり、壁やドアを少なくしたりする以外にもたくさんのアイディアがあります。
せっかくの新しい住まい、狭小住宅とは言えできるだけ広く使えるようにしたいですよね?
そこで今回は、狭小住宅をより広い住まいにするためのアイディアを3つ紹介します。
家具や家電を活用する
狭小住宅を広く使うには、家電や家具を活用する方法があります。
例えば洗濯物を乾かすのは、洗濯機の乾燥機やお風呂の換気暖房乾燥機を使うと割り切れば、バルコニーや室内干しのスペースを部屋の方に使えます。
またお子さんの部屋では、上の段がベッドで下に勉強机や収納がある家具を使うと、コンパクトな子供部屋で済みます。
狭小住宅は間取りだけでなく、設備なども使ってスペースを有効活用するようにしましょう。
奥行きある間取りにする
部屋を広く見せるなら、奥行きのある間取りにすることも検討してみましょう。
人は正面の壁が遠くにあった方が、広さを感じやすいからです。
例えば同じ広さの部屋でも、正方形より長方形にすると奥行きが出て広く見えます。
ポイントはその部屋に入ってすぐの位置から見て、奥行きがあるように部屋を作ることです。
また玄関に入った正面に、奥に続く廊下を作るとやはり広さを感じます。
さらに玄関ホールに面したドアを、ガラス入りにして視界が抜けるようにするのも効果的です。
壁やドアの高さを工夫する
壁やドアを少なくするのは、狭小住宅の定番の広さ対策です。
しかしどうしても壁やドアを付けたい場所もあるはずです。
そのようなときは壁やドアの高さを工夫して、部屋を広く見せる方法がおすすめです。
例えばハイドアという天井まで高さがあるタイプにすると、開けた時にドアの上の壁がないため圧迫感が減ります。
リビングのドアなど、普段は開けておくことの多いドアにおすすめの方法です。
また壁を天井まで作らず、身の丈より少し高い位置までにして上を空けておく方法もあります。
このような壁なら、目隠しになりながら圧迫感が少なくなります。
さらに壁の上が空くことで、空気が循環し明かりも入るといったメリットも生まれます。
まとめ
狭小住宅を狭く感じさせないためには、家具や家電を活用したり部屋の仕切り方を工夫したりなど、さまざまな方法があります。
こうした細かな工夫を積み重ねることで、狭小住宅はより開放的な住まいになります。
ぜひ狭小住宅の実績豊富な住宅会社に相談して、広々と感じさせる工夫が詰まった住まいを実現してください。