おしゃれな住まいを作るなら、流行の屋根のかたちが気になるのではないでしょうか。
特に今回紹介する3つの屋根のかたちは、新しい定番として人気があります。
ここではそれぞれの屋根のかたちが持つ特徴と、気を付けたいポイントについてお伝えします。
シンプルでスタイリッシュなフラットルーフ
フラットルーフは言葉のとおり、傾斜のない平らな屋根のことです。
上に大きな三角屋根がないため、シンプルでスタイリッシュな外観を希望する方に人気があります。
また屋上を作って庭代わりにしたり、洗濯物を干したりと多目的に使えるメリットもあります。
しかしフラットルーフは傾斜がないため、他の屋根のかたちに比べ雨水が流れにくくなります。
そのため定期的な点検やメンテナンスがとても大切です。
完成後もしっかりアフターケアをしてくれる住宅会社を選び、スタイリッシュな住まいを長持ちさせるようにしましょう。
シャープでモダンな片流れ屋根
片流れ屋根は大きな屋根の一面が、片側に向かって傾斜している屋根のかたちです。
凹凸が少なくシャープなイメージで、モダンなデザインの住まいにしたい方に人気です。
片流れ屋根は傾斜の下の空間が広いため、ロフトや勾配天井を作りやすくなります。
また一つの屋根面が大きく、太陽光パネルをたくさん載せられるメリットもあります。
ただし雪が積もると一方向に落ちる量が多いため、雪止め金具などの雪対策をしっかり取ることが大切です。
外観だけでなく間取りや省エネの面でも有利な片流れ屋根で、より快適な住まいを作りましょう。
どんな家にも合う優等生の切妻屋根
切妻は傾斜と傾斜を合わせた、シンプルな屋根のかたちです。
特別目を惹く屋根ではないかもしれませんが、どんなデザインの建物にも合う柔軟性の高いかたちです。
より家らしい洋風の住まいにもマッチし、和風のデザインにも合わせることができます。
また装飾を減らして都会的な雰囲気にもできるなど、住まいのデザインを問わずにマッチさせることができます。
さらに屋根裏を活用したり太陽光パネルを載せたりと、切妻はメリットの多い屋根のかたちの優等生です。
もし屋根のかたちに迷ったときは、一度切妻の住まいを提案してもらってはいかがでしょうか。
まとめ
住まいをよりおしゃれにするなら、屋根のかたちはとても大切です。
屋根のかたちごとの特徴を知ったうえで選べば、住んだあとも満足できる家づくりになります。
注文住宅でさまざまな屋根の住まいを提案してもらい、より納得できるかたちを選ぶようにしましょう。