最近の住まいの洗面台は、以前と大きく変わってきているのはご存じでしょうか？

配置やデザインなどを工夫して、より使いやすくおしゃれな洗面台になっています。

ここでは近ごろ話題になっている、洗面台のスタイルについて詳しくお伝えします。

脱衣室と別に置くと気兼ねなく使える

今の住まいではこれまでと違い、洗面台と脱衣室を別にするプランが増えています。

脱衣室を誰かが使っていても、気兼ねなく洗面台を使えるメリットがあるからです。

たとえば廊下や、ホールの一角に洗面台を置くスタイルがよく見られます。

洗面台に立つところと廊下を兼用すれば、家の面積をあまり増やさずに済みます。

このため予算が大きく増えてしまう心配はありません。

また洗面台が脱衣室と一緒だと、お客さんに使ってもらうときに洗濯物などを片付けなければなりません。

しかし脱衣室と別の洗面台なら、お客さんに使ってもらうときも慌てずに済みます。

メリットの多い脱衣室と別に洗面台を置くプランは、これからの主流になるかもしれません。

造作の洗面台で使うたびに喜びを

これまで洗面台は設備メーカーのものが主流でしたが、今は造作の洗面台を選ぶ方も増えています。

造作とは材料を自分たちで選びながら作る方法で、おしゃれでオンリーワンの洗面台ができるのです。

たとえば洗面ボールをガラスや味のある焼き物など、個性的な材料にすることもできます。

あるいはまわりのカウンターにタイル貼りや木製を選べば、メーカー製にはない目を引くデザインになります。

他にも自分たちが使いやすく棚をアレンジしたり、鏡をスタイリッシュなデザインにしたりと作る楽しさもあります。

すてきな造作の洗面台を作り、使うたびに新しい住まいの喜びを味わってはいかがでしょうか。

帰ったらすぐ手を洗えるプランも人気

帰宅したらすぐに手を洗えるように、洗面台の場所を考える方も増えています。

コロナで手洗いの大切さが見直され、家族のためにすぐ手を洗えるようにする配慮からです。

なるべく玄関の近くに洗面台を置き、ドアなども最小限にしてスムーズに手を洗いに行けるプランが人気です。

あるいは玄関を入ってすぐのホールに、小さな手洗い器を付けるプランもあります。

玄関に近ければ庭で遊んでいたお子さんがすぐに手を洗えるなど、帰宅のとき以外もメリットがあります。

清潔で健康的な生活のために、手を洗いやすい洗面台のプランを検討してみましょう。

まとめ

洗面台の場所やかたちが以前とは変化してきています。

今までのイメージにとらわれず、自分たちにはどんな洗面台が使いやすいかよく話し合ってみましょう。

もし迷ったりイメージがわかなかったりするなら、ぜひ住宅会社のショールームに足を運んで実例を見せてもらうと良いでしょう。