予定した時期に家の完成が間に合わない、というのは絶対に避けたいですよね?
しかし家の許可申請やローンなどの問題で家づくりを始められず、引っ越しが大幅に遅れてしまうことがあります。
ここでは家の完成を遅らせてしまうことのある原因を3つ紹介します。
希望したタイミングで新しい家に住めるよう、ぜひ参考にしてください。
農地の許可申請は時間がかかる
家を建てる土地の許可申請には、とても時間がかかるものがあります。
許可になるまで何ヵ月もかかったり、中には1年近くかかったりする申請もあります。
申請のタイミングによっては、家の完成が間に合わなくなることもあり注意が必要です。
たとえば農地に許可を下ろす話し合いの集まりが、半年に1回しか開かれない地域があります。
こうした地域では申請を出すタイミングによっては、許可が下りるまで半年以上待つこともあるのです。
きれいに整地が終わっている分譲地と農地では、家が建てられるようにするまでの時間がまったく異なります。
身内の農地を借りて家を建てる方は、早めに住宅会社に相談して許可申請の期間を確かめるようにしましょう。
住宅ローンの相談は早めにしよう
住宅ローンを借りる方はできるだけ早めに、どれくらい借りられるかを銀行に相談しておきましょう。
銀行は住宅ローンの支払いだけでなく、現在払っている他のローンも審査の判断材料にします。
中には携帯電話の機種代月々払いのように、ローンとは知らずに申し込んでいるものもあります。
住宅ローンを貸したお客様が、返済に苦しくならないように慎重に審査するのです。
しかし家づくりを始めるぎりぎりで相談すると、借入額の調整などでスケジュールに影響してしまう可能性があります。
住宅ローンを借りる方は早めに銀行などへ相談し、希望どおりのローンが組めるか確かめるようにしましょう。
ご両親には早めに報告がおすすめ
家づくりを始めるときは、できるだけ早めにご両親へ報告するのがおすすめです。
家を建てる会社を決めてからの報告だと、「まだ早い」「もっと他の会社を見てはどうか」と言われ家づくりがストップすることがあるからです。
ご両親にしてみれば子供が家を建てるのはうれしい反面、とても心配なものです。
ローンの支払いは大丈夫か、いい加減な会社にだまされないか、不安のあまり急がなくても良いのではと声をかけてしまうのです。
しかしスケジュールに余裕がないと、希望の引っ越し時期に間に合わなくなってしまいます。
ご両親に安心して応援してもらうためにも、家づくりの報告はできるだけ早めにするようにしましょう。
まとめ
初めての家づくりでどんなことがスケジュールに影響するか、お客様はあまりご存じないと思います。
そのため家づくりのスタート前に、紹介したポイントをしっかりチェックすることをおすすめします。
しかし家づくりでは、予想しないさまざまな事態が起きることがあります。
予定どおりに家を完成させるには、やはり信頼できる家づくりのパートナーを早めに見つけることが大切です。
家づくりを考え始めたらなるべく早く住宅会社に相談し、協力しながら計画を進めるようにしましょう。