家づくりが初めてだと住まいを考え始めてから実際に住めるまで、どのようなスケジュールになるかご存じない方がほとんどだと思います。
しかし必要な時間をある程度知っておかないと希望の入居時期に間に合わなったり、焦って住宅会社と契約して納得いかない住まいになったりする恐れがあります。
家づくりのスケジュールをなるべく早めに知るようにして、じっくりと家づくりに取り組めるようにしましょう。
住めるまでのスケジュールを知っておこう
家づくりのスケジュールは大きく分けて2つの段階があります。
頼む住宅会社を検討して契約するまでの段階と、契約して工事を行いお引渡しになるまでの段階です。
住宅会社を決めるまでの期間はお客様の忙しさやご希望、敷地条件などによって異なりますが、一般的には1〜6ヵ月ぐらいの時間をかける方が多いようです。
この段階では主に以下のようなステップがあります。
01.展示場見学・相談
02.敷地の調査
03.プラン打ち合わせ
04.資金計画・お見積もり
05.ご契約
契約して工事が始まりお引渡しになるまでは、申請や敷地条件によって変わりますが6ヵ月程度を目安にしていただくと良いでしょう。
こちらの段階では以下のようなステップがあります。
01.地鎮祭
02.地盤調査
03.基礎着工
04.上棟
05.完成
06.お引渡し
それぞれのステップでは具体的にどのようなことを行うか、以下のページで紹介していますのでぜひご覧ください。
早めのスタートが納得の家づくりにつながる
納得の住まいにするにはなるべく早いスタートを切り、家づくりの打ち合わせ時間をたっぷり取ることをおすすめします。
はじめての家づくりでは自分たちの希望を伝えるのはなかなか難しく、さらに提案された図面がどんな間取りになるかイメージするのも時間がかかります。
またどのキッチンが良いかとショールームに足を運んだり、壁の色を決めるためにたくさんのサンプルを見比べたりと、思い描く家にするには時間をかけて打ち合わせすることが大切です。
時間をかけるほど納得の家づくりに近づくと考えていただき、できるだけ早めに家づくりの検討を始めるようにしましょう。
土地の申請期間は要注意
家を建てるスケジュールの中で、特に早めに把握しておきたいのが田畑に家を建てるための申請です。
田畑などの農地を家が建てられる宅地に変える申請は、地域や土地条件によってはたいへん時間がかかることがあります。
中には申請して許可がおりるまで1年以上かかることもあり、いざ家を建てようと動き出しても希望の入居時期に間に合わない事態も考えられます。
親族から田畑を提供してもらい家を建てる計画の方は、申請にどれくらい時間がかかるかできるだけ早く市町村の役場などで確認するようにしましょう。
まとめ
納得の住まいにするには早めにどのようなステップがあるかを知り、余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。
すると打ち合わせ時間をたっぷり取ることができ、より細かな部分まで自分たちの希望を反映させた家づくりになります。
まずはお近くの展示場を見たり見学会に参加したりして、納得の家づくりの第一歩を踏み出してみましょう。