OB様インタビュー

OB INTERVIEW

双子の娘たちの「赤ちゃんから大人になるまで」を描く家。愛知県守山区O様邸

立体感のあるナチュラルな外観デザイン

新しい家が並ぶ穏やかな住宅街……その中でも特に見晴らしの良い場所に、O様邸は建っている。立体的な外観デザインが印象的な、築半年の2階建て住宅だ。

外壁は、アイボリーと木目を使ったナチュラルな雰囲気。素朴な愛らしさの中に大人の落ち着きを感じるデザインだが、今回取材させていただいたO様ご家族は、まさにそんなお家のイメージにぴったりのファミリーだった。

笑顔が素敵な20代のご夫妻には、ちょうど1歳になる愛らしい双子の娘さんがいる。「双子の娘が育っていく家」をテーマに工夫を凝らしたこだわりのマイホームについて、たっぷりと話を聞いた。

住宅の外観
|愛知県守山区O様邸

「子育て」にこだわった3つの直線動線

玄関ホールを抜けると、広いリビングが。小上がりの和室にはベビーゲージがあり、双子の娘さんが遊んでいた。

「子供たちの部屋にしているので、和室は散らかっていて…」と奥様は話すが、逆に和室以外の空間はスッキリと片付いている。実はこれ、子育てを意識したこだわりの間取りなのだそう。

「子供が小さいうちはどうしても散らかると思ったので、リビングルームと遊ぶスペース(小上がり和室)を繋がりつつも分けました。おもちゃなど和室に仕舞えば、リビングはとりあえず綺麗。この空間のおかげで、部屋が片付かない…というストレスもなく過ごせています」

双子・和室

O様邸はこの和室に限らず、双子の子育てのための工夫に溢れている。

奥様こだわりの3つの直線動線は、特に魅力的だ。
まず1つは、キッチンからリビングまでの直線動線。

奥様が一人で双子を見るときは和室でなくリビングで遊ばせ、その様子をキッチンから確認できるようにした。

またこの動線により、夫婦間での子育ての連携も取りやすいのだという。
奥様がキッチンでミルクを作り、そのままご主人へパス。互いの動きを確認し、気遣い合いながら、双子の育児をすることができる。

「双子なので大変さも倍ですが、目が行き届く間取りだからこそ夫婦で協力しやすく、楽しんで子育てができていますね。また子育てだけでなく、掃除や食事の準備など家事にも便利。無駄のない動線だと実感しています」

リビング・階段・対面キッチン
対面キッチン・お施主様の生活風景

2つ目は、キッチンから浴室までの直線動線。

この動線は、子供たちの入浴後、からだを拭きミルクを飲ませて寝かせに行くという一連の動作を、スムーズに行えるようにしている。二人分の育児を同時進行するための広さもじゅうぶん。SNSでアイデアを集めた奥様が、特にこだわって取り入れた間取りだ。

広い洗面コーナー

そして3つ目、1階の水回りから2階までを繋ぐ直線動線も、子供たちの寝かしつけに役立っている。

「寝室は階段を上がってすぐ。寝かしつけ前後の移動が少なくて済むので、とても楽です。それから、子供たちの様子をすぐに見に行けるという点でも、この動線にして良かったと思います」

またこの動線も、子育てだけでなく、ある家事を行う上で大きな助けになっているという。

「我が家の洗濯物干しスペースは、階段を上がった先の2階ホールにあります。洗濯機は1階なので、洗濯のたびに洗濯物を2階まで運ぶ必要があるんですが…この動線により面倒に感じません。洗ってすぐ干せるので、むしろ使い勝手がいいですね」

階段・洗面・キッチン

工夫を凝らした3つの直線動線。目が届き、そして移動を最小限に押さえられるこの間取りは、子育てや家事に優れ、ご夫妻の助けになっているようだった。

双子の娘」が生まれると分かったから

子育てに特化したこだわりの間取り……。マイホームのきっかけは、やはりお子様が生まれたことなのだろうか。

「それが、実はそうじゃなくて。妊娠が分かったのは、夫婦二人でマイホームに向けて動き出したあとなんです。しかも双子!そして娘二人!もともと子育ても視野に入れて家づくりをするつもりでしたが、妊娠が分かってからは、より実感をともなって設計に取り入れることができました。タイミングが良かったですね」

ご夫妻の中で、女の子二人を育てていくというイメージはとても強いものだったという。

とりわけ奥様は、女性ならではの視点でいくつかのアイデアを思いついた。

例えば、洗面所。

「女の子って、朝の支度に時間がかかるじゃないですか。私も含め3人並べば尚更。だから、洗面所の鏡はなるべく横に大きく取って、全員並んで身支度ができるようにしたんです。そんな日を迎えるのはまだまだ先のことだけど…想像すると楽しみですね」

洗面所と脱衣所が分けられているというのも、O様邸ならではの工夫だ。これには、ご主人への思いやりも感じる。家族の中で唯一男性であるご主人が歯を磨くとき、顔を洗うとき、毎回気を遣わなくてもいいように……。きっとそんな想いも込められているのだろう。

奥様と娘様が並んで使える洗面
|広い洗面スペースと、仕切られた脱衣所

「娘たちは今はまだ赤ちゃんだけど、これから大きくなって、いつかこの洗面所に並ぶ日が来ると思うと…(笑)その時にはきっと、収納スペースは妻と娘たちのものでいっぱいだし、僕の持ち物は少なくなる一方ですよ」

洗面所の話の途中、ご主人はそう言って笑ったが、とても幸せそう。

学校の先生として毎日忙しくされているご主人は、双子の育児を育休中の奥様に任される日も多いのだという。

「以前住んでいたアパートは1LDKで、娘たちが生まれてからも数ヶ月そこに住みましたが、やはり妻は毎日大変そうでした。自分たちの住みやすいように自由設計で建てた家とアパートの間取りとでは、精神的にも過ごしやすさが全く違います。僕にとっては、娘たちのためというより何より妻のために、この家を建てて良かったですね」

今の双子の子育てだけでなく、未来の娘たちのことまで考えたO様邸は、ご夫妻の互いへの思いやりにも満ちていた。

夫婦の時間も忘れない

そんな仲良しなO様ご夫妻。双子の育児で今はなかなか時間が取れないというが、いつか夫婦の時間も楽しみたいと、お二人の趣味の要素も家づくりに取り入れている。

最もこだわったのは、中庭スペース。浴室横、外に繋がるこの空間は、外の風を感じながらお酒を飲むのにちょうどいい。

「中庭は、絶対に欲しいと思っていました。それを基準に土地を選んだほど。しばらくは娘たちのプールなど子供中心の用途になると思いますが、いつの日かここで夫婦二人、静かにお酒を飲めたら最高ですね」

中庭

また、寝室にはポップインアラジンを設置。ベッドに横になりながら映像を楽しめるようにした。

「今は子供向け番組を流すことも多いですが、いつか娘たちがそれぞれの個室に移った際には、夫婦二人でゆっくりと映画を観たりしたいです」

ポップインアラジンを楽しむご夫婦

そして実は、夫婦だけの空間は寝室以外にもう1部屋ある。

「娘たちの個室以外に、もう1部屋空き部屋があります。これからどう使うかはまだ分からないけれど、とりあえずは夫婦の趣味部屋になればいいなと。本棚を置いて漫画を読んだり、妻は趣味のネイルや絵を描いて過ごしたり。お互いの好きなものを共有できる部屋になればいいですね」

絵画が飾られる部屋

子育てにはもちろんこだわるけれど、夫婦の時間や、それぞれの趣味の楽しみも忘れない……。家づくりでは今その時のライフスタイルにフォーカスしてしまうことも多いが、住まいで最も大切なのは いつまでも心地よいと感じられる空間づくりなのだなと、お二人のアイデアを聞いて改めて感じた。

それぞれに寄り添うサンクスホーム

話はハウスメーカー選びへ。サンクスホームで建てることを決めたのには、何か理由があったのだろうか。

「僕たちも、もちろん様々なメーカーさんを検討しました。資料だけで言えば、10社以上にお願いしたかな。その資料請求で最も印象的だったのが、サンクスホームさんだったんです」

ハウスメーカーへの資料請求。これには通常テンプレートのような資料があり、それをそのまま送ってくるメーカーがほとんどなのだという。しかしサンクスホームは、違ったのだそうだ。

「ほとんどのハウスメーカーが事務的な資料を送ってくる中、サンクスホームさんは資料請求の段階から、こちらのニーズに合った施工例やポイントなどを、手書きのメモを添えて送ってくれました。そんなメーカーさんは他になかったので…営業担当さんの人柄が、圧倒的な決め手になったのだと思います」

そういうわけで、ハウスメーカーはサンクスホームに。このメーカー選びは、土地選びにおいても正解だったそうだ。

「この土地はサンクスホームさんに探してもらいました。僕たち夫婦や娘たちの年齢のことを考えて、最初から近所の繋がりが出来上がっているところはちょっと…という思いが実はあったのですが、サンクスホームさんはそういうところも汲んで提案してくれたのだと思います。静かな住宅街で住みやすく、またご近所さんとの付き合いも良好で、ここに建てることができて良かったです」

土地は道路の突き当たりにあるため車通りも少なく、比較的安心して娘二人を遊ばせることができる
ーーーそういうイメージを共有できたことも、ここで建てる決め手になったそう。

それぞれの家族の事情に寄り添うサンクスホームだからこそ建てることができた家だと、O様ご夫妻は満足してくださっているようだ。

住宅の外観

美しい夕陽の見える丘の上で

新しくできた住宅街。O様邸は道路の突き当たりで、丘の端に位置している。取材終わり、開けた景色を染める見事な夕陽が、とても美しかった。楽しい日も悲しい日も、この光景を見ながら育っていく双子の娘さんは、どんなに素敵な大人になるだろう。

奥様は絵を描くことがご趣味だと話していたが、いつかこの夕陽も描くことがあるかもしれない。…あるいはこの家自体、絵を描くように美しく計算されたものなのかも。

双子の娘たちの「赤ちゃんから大人になるまで」を描く家。

家づくりをとおして、ご夫妻が心を込めて描いた未来は、絵に描いたように幸せな未来のはずだ。

リビングと生活風景

これからお家づくりをはじめる方へ

サンクスホームでは、これから家づくりをはじめる人にとって参考になってもらえるよう、OB様邸について詳しく話を聞くことができる相談会を開催。

お家自体の事はもちろん、実際に暮らしているお施主様からリアルな話を聞く事ができる貴重な機会に。

 ※個別にて相談会を開催いたします。ご予約日時については、ご都合や予約状況に合わせて調整させていただきます。