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こんにちは、設計の鈴木です。
近年になってよく聞くのが「UA値〇〇がいい!」という声。色んな情報がネットで出ていますが、実際UA値は凄く大事な指標です。ですが、UA値を高めただけでは快適性は手に入りません。実際に断熱性能だけで室温が決まるわけではないことを下記の図のグラフが表しています。
実線が「日射あり」、点線が「日射なし」における室温で、「日射ありのH28年基準」の方が、「日射なしのG3」より暖かいことがわかります。
また、よくUA値だけがピックアップされますが、パッシブデザインやηAC値(簡単に言うと窓から熱い熱をどれだけ入れにくいかという指標)も併せて考えなければ省エネ性と快適性はバランスが取れないはずです。この他にも同時に考えなければいけないこともありますが。
「では太陽光を沢山載せればいいのでは?」という意見もありますが、20年後には日本中の景色が大屋根でギラギラの太陽光だらけの景色になると思うと・・。
というわけで、省エネ/快適/デザイン/景観の維持の為にパッシブデザインと建物性能、高効率設備が重要になるのですが、これはまたの機会に。