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住宅ローンの現状と今後

こんにちは。四日市支店営業の吉兼です。

今日は皆様がお家を借りる際に使う住宅ローンを掘り下げたお話をしていきます。

そもそも皆様は住宅ローンがどう決まるかご存知でしょうか?

日銀の政策や海外の動向、経済状況によって変化する住宅ローンですが

特に気にしてほしいのが「短期プライムレート」と「長期プライムレート」です。

聞きなれない言葉だとは思いますが、この2つが主に住宅ローンの変動金利と固定金利に影響します。

プライムレートとは「銀行が企業にお金を貸す金利かつその中で最優遇のもの」

の事を言います。

要するに「大企業に貸す金利」と考えてください。

住宅ローンの金利を決めるこのプライムレートですが、ここ最近長期プライムレートが

上がりました。

長期プライムレートは10年物国債に連動します。

基本的に経済は国債利回りが上がる(国債金額が下がる)と金利が上がるのが一般的です。

今回上がった原因は大きく2つで

・国債利回りが上がった

・日銀植田総裁の調整幅増加

が原因です。

もともと長期プライムレートはどれだけ国債に変化が起きても

基準から0.5%までしか上がらないというルールがありました。

それが10月31日に1%まで上がってもいいですよー

と変更したのが原因です。

その為長期プライムレートに連動している

3年固定、5年固定、10年固定、フラットなどの35年固定の金利が上昇しました。

では短期プライムレート(主に変動金利に関係)は今後どうなるか?

もともと現状の金利が安いのはマイナス金利政策によるものが大きいです。

今年の4月に日銀の総裁が黒田さんから植田さんに代わりました。

当時植田総裁はマイナス金利政策を継続すると発表。

しかし、1年~1年半ほど様子を見てまた判断するとの事も同時に

言っておりました。

そして一昨日の12月8日に岸田総理と植田総裁の会合もあり

動きが怪しく思えます。

直近では円高傾向にトレンド転換していますが

アメリカとの金利差を考えると、今後利上げに踏み入るタイミングも迫っているように思えます。

住宅ローンを組んでお家を建てるのであれば一刻も早く建築をスタートさせるのが

今必要な選択肢なのかもしれません。

またもっと詳しく内容が聞きたい場合はサンクスホームの営業にお気軽にお聞きください。

四日市支店 吉兼