OB様インタビュー

OB INTERVIEW
日当たり子育て予算オーバー後悔自分で手入れメーカー選び専門知識家具・インテリア間取りのこだわりおうち時間断熱

30代ご夫妻と1歳の子供が暮らす家

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I様邸

施主様の施工時のご年齢:30歳

世帯年収:700万円

建築費用:2,500万円

延床面積:97.09㎡(29.36坪)

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今回お話を聞いたのは、1歳になったばかりのお子様と3人暮らしをするI様ご夫妻。築1年になるI様邸は、規格住宅をベースに間取りを設計し直した家で、アメリカンスタイルのデザインが特徴的です。

この取材では、規格住宅をベースに家づくりをした訳や育児のこだわりなどについて話を伺いました。お子様の誕生と共に歩んだマイホームの1年間は、どのようなものだったのでしょうか。I様邸の『家が建つまで』と『その後』について、ご紹介します。

【実際に住んでみて実感したこと】

家は、住み始めてから分かることが沢山あります。間取りの選択は正しかったのか?経年による変化はどうか?…リアルな声を聞いてみました。

我が家の気に入っているところ

– I様邸は規格住宅をベースに作った家だと伺っています。間取りにはある程度制限があったと思いますが、その点はいかがですか

自由設計による注文住宅も考えましたが、あれこれ悩むより結局はプロの方が設計した間取りがいいと思い、規格住宅というかたちで家づくりをしました。もちろんアレンジ程度に自分達が住みやすくする工夫もしていますが、基本は最初から決まっていた間取りです。住んでみると、さすが考え抜かれた間取りなだけあって、とても住みやすい。自分たちで考えたわけではないですが、プロの設計した間取りを選んだということが、我が家の間取りのこだわりと言えると思います。

– 玄関からすぐの広いリビングは、ご夫妻の趣味のものが詰め込まれた素敵な空間になっていますね

家自体のデザインや間取りに思考を割く必要がなかった分、内装にはこだわりました。特にお気に入りは、備え付けでお願いしたブックシェルフベンチ。このシェルフを中心に、好きな本や雑貨、アート、インテリアを、部屋いっぱいに並べています。また、引っ越してから観葉植物を育てるという新しい趣味もできて、おうち時間がより充実したものになりました。

一生付き合っていくマイホームだから

– 自分たちで間取りを悩まなくていいという規格住宅だからこそのメリットについてお聞きしました。それでは逆に、デメリットだと感じることはありますか

デザインが決まっているので、例えば窓の数を増やそうとしても限界があります。立地条件と間取りのバランス…つまり日当たり問題は、最後まで妻と揉める点ではありました。自分はそのままでいいと思っていたのですが、妻は絶対後悔すると思ったようで。結局日当たりは重要視せずに進めて妻も結果納得してくれましたが、これは規格住宅ならではの悩みだったと思います。

– 現在奥様は、お部屋の日中の明るさに満足されていますか。またその他気になることはございますか

やはり電気はつけますが、涼しいという点で意外と良かったと思っています。断熱性能の高さもあいまって、夏場は特に過ごしやすいです。むしろ私が気になっていたのは、間取りが子育て向きではないのではということ。キッチンから子供を見られるよう、リビングに小上がりの和室を作ったりしている家をよく見かけますが、我が家にはそういったスペースがありません。ただこれは、夫婦で「子供が小さいのは一瞬」と考えて、大人がくつろげる間取りを優先したから。息子はまだ1歳なので、今は確かに手がかかります。隣の個室で遊ばせて家事をすることが多いので、様子を見るための往復も楽ではありません。これには少し後悔することもあるけれど、こんな時間もきっと一瞬。今後の長い人生を思うと、夫婦主体の間取りにしたことは正解だったと感じています。

– 両親が楽しめる家というのは、お子様の成長にとっても良い効果がありそうですね。息子さんは現在1歳とのことですが、新居が予想外に傷ついた…というような育児のハプニングはありましたか

どうしてもおもちゃを落としてしまったりするので、もちろん床が傷ついたりはします。だけどそれも木の味と考えればいいと思っているんです。もしかすると今後子供により壁が汚れたりもするかもしれませんが、それならそれで、そこを生かした工夫をしてもいいのかなと。例えば、アートを飾ったり。自分で手入れと言えるほどかは分かりませんが、工夫しつつ家を育てる感覚で、家族で楽しみながら住んでいきたいです。

【サンクスホームのお節介】

時にお節介とまで言われる(?)サンクスホームの手厚いサポート体制。この家づくりの場合は、どのようなサポートがあったのでしょうか。

サンクスホームで建てた「決め手」

– サンクスホームに頼むことにしたのは、規格住宅の豊富なラインナップに惹かれたからだそうですね

規格住宅で希望するデザインがあったのですが、そのデザインを取り扱っていたのでサンクスホームさんに決めました。ただ実際家づくりを進めてみると、よりパーソナルな部分で良いハウスメーカーだと思えるところが沢山あって。例えば自分たちと同世代のスタッフが多いので、生活において大切にしていることに共感できるという点。ハウスメーカーとしてというより一個人としてのアドバイスを多くいただき、とても参考になりました。一言で言えば、親身なハウスメーカー。メーカー選びのきっかけはラインナップでしたが、結果サンクスホームさんで良かったと思っています。

家づくりに心配事はつきもの。不安を払拭したサンクスホームのサポート

– マイホームというのはやはり安くない買い物だと思います。実際建ててみて、ご予算的にはどうでしたか

我が家は親の土地に建てましたし予算もしっかり決めていたので、金銭的な不安というのはありませんでした。むしろ予算をしっかり決めていたと言えども、家づくりってきっと、進める中でどんどん予算オーバーになっていくものだと思ってた。だから驚いたんですが、我が家は話を進めるごとに、むしろ安くなっていったんです。思えば最初に「やりたいことを全部挙げてください」と言われて、そこから不要なものを削っていただきました。だから予算より安くできたのは、おそらくサンクスホームさんの専門知識や、親身な対応によるところが大きいと思います。予算で悩んでいる方がもしいるなら、そういうケースもあるのだということを是非知っておいていただきたいです。

家を建てるにあたり金銭的に工夫したこと

– 予想より安くなったということですが、それでは家づくりにおいて金銭的に工夫したようなことは特にありませんか。例えば、節約など

我が家の場合は全然していません。マイホームは憧れでしたが、それで首が回らなくなるというのは嫌でした。無理なく建てられたというのも、自分たちの家づくりにおいて良かった点だと思っています。

【僕の私の暮らし方】

家と人が、共に育つ。マイホームを建てたことで変わった施主様の人生にフォーカスしました。

 お引越し以降のライフスタイルの変化

– 以前の住まいと比べて職場から少し遠くなったと伺いました。モーニングルーティーンなどはやはり変わりましたか

我が家は共働きでどちらも職場が遠いため、朝は早くなりました。それは少し辛いです。ただ子供のこともあるので、良い習慣を手に入れた…と考えるといいかもしれません!

– 職場から遠くなることを覚悟で、ご主人の実家のお庭だった土地に建てたI様邸。ご両親のサポートという点で、育児はしやすくなりましたか

より気にかけてもらえるようになりました。子育てという点でもとても心強く、ここに建てて良かったと感じています。うちの中庭は両親の家に繋がっていて、行き来もしやすいんですよ。子育てにおいて大切なのは間取りだけでなく、近くに誰が住んでいるかなどの環境も重要。我が家の場合は両親の側で子育てができるようになったというのも、マイホームを持って良かったポイントだと思っています。

家づくりを振り返って

– 小さなお子様と共に歩んだマイホームの1年。振り返ってみていかがですか

とても過ごしやすく、育児も趣味も全力で出来ています。夫婦の好きなものに溢れた家ですが、息子がこの先それらに触れつつどう育っていくのかが、今からとても楽しみです

– マイホームならではの楽しみに溢れた素敵なお家でした。ありがとうございました!

『笑顔を建てる』ということ

あえて規格住宅をベースにすることで間取りには悩まず、その分趣味や内装にこだわったI様邸。外観内装共にデザインもかっこいいお家ですが、ハウスメーカーのサポートもあり意外と予算内で建てることができました。夫婦主体の間取りでする育児は、隣に住むご両親のサポートもあり、快適にできているそうです。

I様ご夫妻が建てたのは、そんな笑顔でした。

私たちサンクスホームがお届けするのは、『笑顔を建てる』という考え方。ご家族が今だけでなくずっと笑っていられるよう、こだわった家づくりをしています。そして、家づくりをするたびに思うのです。笑顔はきっと、家の数だけあるのだと。ご家族によって、マイホームの建て方も、住み方も、異なります。このOB様取材が、これからお家を建てる方、また今後の住み方に悩んでいる方のご参考となり、次の笑顔へのバトンになれば嬉しく思います。