主張せずとも風格を纏う平屋
ブラックのガルバリウム鋼板が目を引く重厚感のある外観に、
広いウッドデッキを囲むようにつくられたコの字型の平屋。
訪れたのは、10ヶ月前に完成したK様邸だ。
家族も愛犬も居心地の良く暮らせる自然素材の家
K様邸は、ご夫婦と愛犬そらくん、そして取材日1週間前に生まれたばかりの赤ちゃんが暮らす家となる。
玄関から人懐っこい愛犬そらくんが元気に迎えてくれた。
無垢材があしらわれた板張り天井が醸し出すあたたかみのある玄関。
そのまま導かれるように明るい日が差し込むリビングへ案内された。
全体的に白と木でまとめられた、観葉植物などグリーンが似合う控えめのトーン。
天井などに無垢の素材をアクセントで使い、木の色はオークで統一。
シンプルで落ち着ける心地よいリビング空間だった。
勾配天井の天井高は3.2-4.3mと平屋でありながら開放感に溢れ、思わず深呼吸をしたくなる。
「ワンフロアで生活できる楽さ。将来の楽さ。2階に子ども部屋があったら将来子どもが巣立った時に物置になってしまうのが嫌で・・・」
と話すご主人。家のあらゆるところに暮らしやすさのこだわりが詰まっていた。
暮らしの中心となるリビングから膨らんだ家づくり
「イメージはリビングから固めていきました」
家族が自然と集まりたくなる居心地のいいリビングを作りたいと、家づくりは、リビングのイメージから固めていったという。リビングに大きな窓をつけウッドデッキとの繋がりを作ったり、リビングから寝室、子ども部屋、ランドリースペースと広げていった。
愛犬そらくんもリビングの特等席で、居心地良さそうにしている。
K様邸はどこの場所にいても、楽しめる間取りがおもしろい。
リビングからもキッチン、ワークスペースと、どの場所からもウッドデッキが眺められ、将来、子どもたちがここで遊んでいるのを夫婦が眺めている様子が目に浮かんだ。
また、どの場所にいてもテレビが見られるようにもなっている。
スキップフロアはあえて低めに
普段はどこにいることが多いですか?と尋ねると、
「ソファかワークスペースですね」と旦那様。
在宅ワークをすることもあるため、リビングと馴染むように、広いワークスペースが設けられていた。スキップフロアは通常1.6mほどに作られることが多いが、あえて低めの70cmに設定し、家族がほどよい距離で一緒に過ごしながらそれぞれのことに集中できる空間が作られている。
2〜3人は余裕で作業ができる広めのワークスペース 。
仕事はもちろん、将来子どもが宿題をしたり、奥様が趣味を楽しんだりといろいろと用途が広がる。
キッチンとスッキプフロアからのコミュニケーションもとりやすく、それぞれが違うことをしている時間も閉鎖的にならにようにと家族のコミュニケーションを大切にする旦那様の思いが伝わってきた。
奥様お気に入りのキッチンは、ナチュラルな色合いのモールテックス仕上げ。
愛犬そらくんのケージの場所も確保するため、通常よりも幅広に設計されている。
ダイニング、リビングが見渡せ、キッチンで料理をしながら、ダイニングでご飯を食べながら、リビングでくつろぎながら、仕事をしているときも、テレビが見られる間取りとなっている。
回遊できる便利なパントリースペース
「家族が料理をしているときに後ろを通ると邪魔になったりするじゃないですか」と奥様思いな旦那様。その問題を解決すべく、キッチン横に作られたパントリースペースはぐるっと回れる動線になっている。パントリー側に冷蔵庫を持ってくることで、ダイニングからも物を取りに行くことができ、キッチンスペースですれ違うことなく、スムーズに家事が進むように考えられている。
少しのことだがお互いがストレスフリーに過ごせる工夫は大切だ。
パントリーの来客から見えづらい位置に、家族の書類やスケジュール、ゴミ出しの日程などが貼っておけるマグネットスペースも設けられている。
夫婦でイメージして考えた生活動線
家で一番気に入っているところは?と尋ねると
「ぜんぶっすね!」と自慢げに笑うご主人様。
中でも奥様が気に入っているのは、生活動線だという。
帰宅して、土間収納で大きな荷物をしまい、コートをかけて、時計の充電をして、手洗いやトイレへ行けるように。帰宅時にどういう行動をしたいかをイメージしながら考え抜いた帰宅動線だ。現在もその導線のおかげで、スムーズに身支度が進んでいるという。
広めの土間には、多趣味なご夫婦のゴルフ用品やスノーボードなどがきれいに整頓されていた。
共働きのご夫婦に欠かせないランドリールームは白で統一され清潔感がありスッキリ。
洗濯機からすぐに干すことができ、風通しも良く、ストレスフリーな暮らし送っているという。
暮らしに夫婦の楽しみをプラス
寝室にはプロジェクターを。
おやすみ前に夫婦で映画を楽しめるように、また子どもの寝かしつけにも使えるようにと、壁の一面は照明一体型のプロジェクターと専用クロスにし、大画面で映像を楽しむことができるお気に入りの空間が完成した。
最後に、外からもわかる特徴的な広いウッドデッキは幅 7.5 m。
道路からは見えにくい位置にすることで、プライベートも確保されている。
バーベキューが大好きな旦那様。アパートに住んでいたころは気軽にできる場所がなかったというが、現在では思い立ったらすぐに楽しめる環境にワクワクしているという。
他にも、夏はプールをしたり、愛犬と遊んだり・・・おうちで過ごす家族の休日も楽しくなりそうだ。
これからお家づくりをはじめる方へ
サンクスホームでは、これから家づくりをはじめる人にとって参考になってもらえるよう、OB様邸について詳しく話を聞くことができる相談会を開催。
お家自体の事はもちろん、実際に暮らしているお施主様からリアルな話を聞く事ができる貴重な機会に。
※個別にて相談会を開催いたします。ご予約日時については、ご都合や予約状況に合わせて調整させていただきます。