【実際に住んでみて実感したこと】
家は、住み始めてから分かることが沢山あります。間取りや内装の選択は正しかったのか?リアルな声を聞いてみました。
–間取りについてのこだわりはありますか?
奥様:リビングは18.7帖。今はカウンターキッチンが主流ですが、とにかくリビングを広くとりたかったので、キッチンは壁づけタイプのものにしました。これまで実家やアパートでカウンターキッチンと壁づけキッチンの両方の間取りで暮らしましたが、私は壁づけキッチン派だと思いました。キッチンを壁づけにしたことで回り込む必要がなくて楽ですし、できた料理も短い動線で食卓に出すことができます。食器を下げるのも同じですね。
ドアにしてもらったことで開放感が生まれ、部屋が広く見えるのが気に入っています。来てもらった友人にも、天井が高いねと褒めてもらうことが多いです。
動線は行き止まりのない回誘動線になっています。サンクスホームさんに動きやすい動線がいいとオーダーをしたところ、サンクスホームの設計士さんがぐるぐる回れる間取りを提案してくれました。
階段を上がった2階に大きな窓があり、その窓から広がる空が眺められて気に入っています。空を額縁で囲んだようでとてもきれいですよ。
美容室として営業を始めるためには、規定の条件を満たさないといけませんでした。店舗スペースの広さは10帖以上にすること、店舗にトイレを設置することなど。
店舗と居住空間を分ける工夫としては、お客様は必ずお店の玄関から入るようにしてもらっていることと、店舗と居住空間の間は、壁一枚ではなく廊下を1本挟むことで音の問題なども緩和でき、いい距離感を保つことができています。
風水にも興味があったので、運気の上がる間取りを取り入れたいとも思っていました。
冷蔵庫があるところの出っ張りは、風水で北東に「張り」をもたらすと、金運家相になるんです。土地自体も北東に「張り」があります。
壁づけキッチンに横並びの形で、隠せる大容量の収納棚があります。冷蔵庫や電子レンジなどの家電も中に入って見えなくなっているので、スッキリしています。よくあるキッチン上の収納棚は圧迫感があるので避けたくて、キッチン横に扉で隠せる大容量の収納棚を作りました。
引き出しなども全て低い位置にあるので、5歳の子どももス自分でスプーンをとったりすることができています。
キッチン横のクローゼットは、洋服や子どもの準備物、日用品を収納しています。子どものものがしまう場所が確保できたので、家が片付くようになりました。
2階にはウォークインクローゼットつきの寝室と子ども部屋が2つあります。子ども部屋は4.5帖と最小限ですが、日当たりのいい向きにしました。子どもが大きくなった時にも、いい距離感を保てる配置です。
主人には最初自分の部屋を作ってほしいと言われていましたが、部屋数を増やすと予算が上がってしまうので、子ども部屋を子どもが使うようになるまでの間は主人の部屋ということで。でも結局は家族全員がリビングで過ごしていますね。
家事の面では、乾太くんがついたことで、洗濯物を干す手間がなくなりました。
洗面脱衣室にはホスクリーンがついています。扉もあるので、人が来ても洗濯物を見られることがなくなりました。お客さんが来ても片付いている状態を保てています。