『笑顔を建てる』家づくり物語
築5ヶ月/ご夫婦と娘が暮らす家
———————————————
N様邸
施主様の施工時のご年齢:夫30代 妻30代 娘3歳
世帯年収: 650万円
建物価格: 3500万円
———————————————
【実際に住んでみて実感したこと】
家は、住み始めてから分かることが沢山あります。間取りや内装の選択は正しかったのか?リアルな声を聞いてみました。
–間取りについてのこだわりはありますか?

奥様:2階には子ども部屋があるのみで、寝室は1階。
1階で生活が完結できるようにして良かったと思います。子どもが思春期になっても適度な距離感を作ることができるし、年を取ってからのことも考えると、寝るために2階へ上がるのは大変かなと。
夫婦共働きで毎日時間がないので、忙しい朝すぐLDKへ行けることも時短になって助かっています。 朝、子どもが起きてすぐ抱っこを求めてくることがありますが、抱っこしながら階段を降りることを思うと、子育ての面でもよかったと思いますね。

奥様:ランドリールームやクローゼットなど、生活のスペースがちゃんと決まっているので、物を決まったところに必ず片付けられるようになりました。あとは、片付けや掃除などをきちんとして、新しい家を綺麗に保ちたいという気持ちが芽生えました。
旦那様:基本的には家族みんなリビングで過ごすことが多いです。寝室も1階にあるので2階にはほぼ用事がなく、納戸に物を入れたりするためだけに上がるぐらいで。
奥様:アパートに暮らしていた時は全ての部屋が近すぎたので、生活音の問題に悩んでいました。アパートでは寝室の裏に洗濯機があり、子どもが寝ている時に洗濯機を回すと子どもが起きてしまうことがありました。今は、子どもが寝ている間に洗濯をしたりお皿を洗ったりと家事が進められて、その分自由な時間が増え、子育ても自分時間も楽しめています。
他にも、夜、友人が家に遊びに来てくれたりすると、アパートではトイレに出入りする音で子どもが起きちゃったりしていたのですが、今はそうした音の問題がなく過ごせるのでとても快適です。
家づくりに心配事はつきもの。不安を払拭したサンクスホームのサポート
家づくりに心配事はつきもの。不安を払拭したサンクスホームのサポート
–不安に思うようなことはなかったのでしょうか

旦那様:これから35年住宅ローンを払っていくことになるので、金銭的に早く建てないといけないなと思っていました。僕は(前の)仕事柄、家に関する価格の変動を知るので、家の値段もコロナ禍の影響を受けているなと感じました。
奥様:私は、住宅ローンが払いきれるかどうかが心配でした。月々の出費や総額のイメージが全くつかなかったので、決断するのにすごく勇気がいりました。
そんな中、サンクスホームさんに子育て世代に向けた国の補助金を申請してもらったことでとても助かりました。補助金があるとないとでは家計的にも全然違うので。
家を建てるまでに意識的に貯金したというわけではないですが、自分もちょうど復職したタイミングで世帯収入が少し増えたこともあって、家を建てるにあたって必要になるお金が少しはまかなえたと思います。
–逆にこうしたらよかったという後悔はありますか?

旦那様:後悔というほどでもないですが、子どものおもちゃを入れる空間をもっと作ればよかったと思っています。
奥様:玄関と寝室が近いのがちょっと気になっています。寝室の扉を開けてすぐに玄関があるので、埃などが入ってこないかがちょっと心配です。
旦那様:照明のプランを考えるのが難しかったです。
廊下のスイッチはセンサーにすればよかったと思いました。反対に、シューズクロークの照明はセンサーにしてありますが、ここはスイッチでよかった。夜に子どもを寝かしつけて部屋を出てくると、センサーが反応して電気がつくので。
これは住んでみてからじゃないとわからなかったですね。
-住んでから住みやすいように自分たちで改善したことはありますか?

旦那様:他のメーカーさんはほぼ検討していませんが、近所でやっていた完成見学会に2軒ほど見学に行きました。
僕は前に(建築関係の)仕事をしていた専門知識がありましたから、図面を見たりすれば大体の造りなどがわかるんですが、妻はわからないので、勉強のために。
床材やクロスをどうしたいかなど、家に対する理想や興味を妻に持ってほしかったんです。
サンクスホームさんにした決め手は、サンクスホームの設計士さんと知り合いだったことで信頼があったのと、他のスタッフさんたちも対応が良く、僕たちの要望をしっかりと聞いてくれそうだと思ったからです。
メーカー選びは、知り合いがいるほうが心強いと思っていたので、その設計士さんがいてくれたおかげです。
奥様:私はそれまでは家に対する憧れがそれほど無く、最初はあまり積極的じゃなかったんです。でも、地域柄か、周りの知り合いは戸建てを持つことが当然みたいな流れで。そんな中、友人が建てた家に遊びに行かせてもらった時に「やっぱり戸建てっていい!」と思ったことが家づくりのきっかけで、そこから土地を探すようになり、家づくりがスタート。
アパートの時よりも暮らしを便利にしたいという思いでした。
ただ、何千万円もするものを買うのって勇気がいりますよね。まず、家を建てようと意気込んで工務店に行くことも私にとってはハードルが高かったです。
旦那様:まず土地探しに一年半ぐらいかかりました。
ずっと住むものなので「ここでいいや」と妥協して決めることはしたくなく、高くてもいい場所を買うつもりでいましたが、インターやスーパーが近い便利な場所はやはり人気で、いい土地がなかったです。災害時に水が浸かりやすいところも避けました。
奥様:ここは分譲地が出ていて、価格や広さ、周辺の条件も良かったです。小学校やインターからも近く、落ち着いた場所で気に入っています。
–サンクスホームとの家づくりはどうだった?(打ち合わせや間取り・内装決め)
奥様:最初、zoomで打ち合わせをしてもらったことがすごくありがたかったです。打ち合わせに名古屋の店舗まで行かないといけなかったんですが、その頃は子どもがまだ小さかったのでとても助かりました。
銀行さんにも、こちらの方まで来てもらいました。
店舗は遠かったですが、柔軟に対応してもらってよかったです。
【僕の私の暮らし方】
お引っ越し以降のライフスタイルの変化
–マイホームを持ったからこその良い変化などあればお聞かせください
旦那様:アパートの時は、収納に一番困っていました。とにかく収納スペースが少ないので、見えるところにも物が置かれている状態でした。
奥様:家が広くなったことで、子どもにとってもよかったと思います。アパートの時だと家では走り回れなかったですが、今はのびのびと自由に過ごしているなと思います。

旦那様:僕はスキップフロアが欲しかったのと、寝室は1階がいいと思っていました。
スキップフロアは、今は自分がゲームをしたり、パソコンを使ったりする趣味スペースとして使っています。子どもが大きくなったら勉強するスペースにもなるかなと。
スキップフロアには少し壁があって、ここが多少散らかっていてもリビングからは見えないようになっています。初めは書斎が欲しいとも言っていたのですが、スキップフロアがそれの代わりです。
旦那様:玄関、洗面脱衣、パントリーを通ってキッチンという間取りのこだわりは最初からありました。キッチンの横にダイニングを置くこともそうです。
ちょっとした畳コーナーが欲しいとも思っていました。お客さんや、おじいちゃんおばあちゃんが来た時に、ここに泊まってもらっています。

旦那様:最初はキッチン前をカウンターにするつもりだったんですが、カウンターはやめて全部収納に。収納が広くて、ついいろんなものを適当に入れてしまいがちです(笑)
ダイニング後ろの収納にルンバの出入りができるようにしてもらったのもよかったです。掃除道具の収納スペースにはダイソンの掃除機も入っていて、中にコンセントをつけてもらったことで充電も収納の中で済みます。中には可動棚もついています。

旦那様:いろいろ悩んだ結果、内装はほぼ白色になりましたが、統一感があってすっきりして正解でした。
ソファ、時計、カーテンなどリビングの家具・インテリアのカラーはブルーで揃えました。
お気に入りの場所はリビングの大きなソファです。足を伸ばして座れて、このソファを買ってよかったなと思っています。
反対に、キッチン周りは、アパートで暮らしていた時のものをそのまま持ってきたのですが、黒でまとめて統一感を出しました。

旦那様:実家にいる時は毎週やっていたほどバーベキューが好きなので、お庭も欲しいと思っていました。
最近は仕事が落ち着いているので早く帰る日が多いですが、まだ外が明るいので、帰ってから庭で一緒に遊んだりできるのがいいですね。アパートだと外に出ても遊ぶ場所がなく、公園まで行かないといけなかったので。
奥様:アパート時代と、新しい家で暮らしてすぐの2回、コロナにかかりました。アパートの時は思う存分遊ぶことができない状態が続き、子どももストレスが溜まっていたと思いますが、この家に来てからは自宅療養となっても、広いスペースでいろいろ遊べていたのでよかったです。
奥様:サンクスホームさんの家ですごいと感じたのは、前に震度4の地震が起きた時に、全く家が揺れたように感じなかったことです。
ゴゴゴゴゴと音がしたので何かと思ってニュースで見ると震度4と出ていましたが、全然揺れを感じなくて。実家がすぐ近くにあるので聞くと、結構揺れたと言っていたので、すごいなと思いました。
家をこれから建てる方へアドバイス
旦那様:家づくりは、時間がない中でいろいろな仕様を次々と決めていかないといけないです。今の若い人にはいろんな情報源があり、知識を得られるので、自分たちの中である程度こういう風にしたいという方向は決めておいた方がいいと思います。いろんなものを見て、自分の希望や好みを先に頭に入れておいたほうが、営業さんや設計さんもそれに合ったものを提案しやすいのではと思います。
奥様:展示場やモデルハウスではわからない、実際に誰かが考えて建てた家を完成見学会などでいろいろと見ておけばよかったなと思います。
『笑顔を建てる』ということ
今回は、N様ご夫妻が建てた笑顔をご紹介しました。
私たちサンクスホームがお届けするのは、『笑顔を建てる』という考え方。ご家族が今だけでなくずっと笑っていられるよう、こだわった家づくりをしています。そして、家づくりをするたびに思うのです。笑顔はきっと、家の数だけあるのだと。ご家族によって、マイホームの建て方も、住み方も、異なります。このOB様取材が、これからお家を建てる方、また今後の住み方に悩んでいる方のご参考となり、次の笑顔へのバトンになればうれしく思います。
気になるカテゴリーや似た事例は、下のボックスから検索!