コラム

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お金の話家づくり

賃貸の方が身軽でお得?持ち家との違いやリスクを知って判断しよう!

マイホームが気になるけど、賃貸の方がお得なのでは?と悩んでいる方はいないでしょうか。

持ち家はローンで借りる額が多いため、賃貸の方が安心な印象があるかもしれません。

しかし賃貸は特有のリスクを理解しておかないと、将来住む場所に困ってしまう可能性があります。

今回は賃貸と持ち家の違いや、気をつけたいリスクについて解説します。

賃貸の方が有利とされる理由

初めに賃貸の方が有利とされている理由を見てみましょう。

①住み替えがしやすい

賃貸は事前に連絡をすれば、好きな時に引越しができます。

②メンテナンスはオーナーが行う

設備の故障や建物の不具合があれば、オーナーや管理会社が修理の手配をします。

③住宅ローンを組まなくて済む

賃貸なら高額な住宅ローンを組む必要がなく安心感があります。

持ち家はローンを払い終われば負担が少ない

一方で持ち家は、次のようなメリットを持っています。

①住宅ローンが終われば負担が少なくなる

住宅ローンを払い終われば毎月の出費は大幅に少なくなります。

税金はありますが、ローンを完済する頃は経年で家の評価額が下がるため、かなり少額になっているはずです。

②団体信用生命保険に加入できる

住宅ローンを借りると、多くの場合、団体信用生命保険に加入します。

借りた人が亡くなるとローンの残りが完済される保険で、残された家族はローンの負担なく家に住み続けられます。

③家や土地が資産になる

住宅や土地という不動産は資産であるため、将来移住することなどがあれば、売却してまとまった資金にできます。

またローンが完済していれば、担保にしてお金を借りることもできます。

賃貸は決して安くない

住宅ローンを組まずに済む賃貸は、一見すると安心感があります。

しかし条件によっては、必ずしもお得とは言えず注意が必要です。

仮に35歳の人が80歳までの45年間、家賃8万円の賃貸に住むと

80,000円×12ヶ月×45年=4,320万円

になり、総額で見ると決して安く済む住まいではないことが分かります。

賃貸は老後のリスクがある

また近ごろ表面化しているのが、老後に賃貸を借りるのは難しいという問題です。

住んでいた賃貸が取り壊すことになったなどで、他に転居しようとしても、高齢者は入居を断られるケースがあります。

万が一部屋で亡くなられると、事故物件として次の入居者が入りにくくなってしまうためで、最悪の場合は住むところがなくなる可能性も。

また住宅ローンが終われば、わずかな税金を払うだけで済む持ち家と違い、賃貸は年金生活になっても家賃を払い続ける点にも注意しなければなりません。

まとめ

持ち家は多くの金額を住宅ローンで借りるため、気持ちの面で不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。

しかし将来という面で考えると、賃貸には大きなリスクが潜んでいます。

長い目で見たときに安心で、家族ものびのびと過ごせる持ち家の方がおすすめと言えそうです。

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