平屋はすべての窓が1階にあるため、外からの視線が気になりそう、と感じる方がいるかもしれません。

しかしちょっとした工夫をするだけで、平屋でも家の中を見えにくくすることができます。

今回は平屋で気になるプ、ライバシー対策を3つご紹介します

防犯対策にもなる高窓

平屋で外からの視線を防ぐには、窓を横長にして天井近くに付ける高窓にするのがおすすめです。

高窓なら外から見えるのは部屋の天井だけで、人の姿などは見えません。

また外から手が届かない高さになるため、防犯対策にもなるというメリットもあります。

しかし高窓にすると、部屋の日当たりが悪くなるのでは？と気になる方もいるでしょう。

そこでリビングなら道路に面した窓だけを高窓にして、他の窓は大きめにすると陽の光が入ります。

また寝室は夜寝るだけなので大きな窓が必要ないと割り切れば、高窓にしても大きな支障はないはずです。

平屋は高窓を上手に活用して、プライバシー対策をするようにしましょう。

新築時に柵や植木を計画

外からの視線をさえぎる方法では、目隠しになる柵や木を植えるといった対策が定番です。

しかしこの方法で気をつけたいのが、家ができあがり住んでから柵などを計画するケースです。

後から工事しようとしても、柵や植木を配置したいところにスペースが取れないというトラブルがあります。

そのため住んでから工事をするとしても、家の設計段階でどこに柵や木を配置するかを決めておきましょう。

もちろん住み始めから目隠しができていれば、気持ちよく新居での生活がスタートできます。

しかも家と同時に目隠しを工事すれば、費用を住宅ローンに組み込めるというメリットも。

外からの視線が気になりそうという方は、住宅会社に相談して目隠しもプランニングしてもらいましょう。

中庭はプライバシー対策にもなる

中庭は建物に囲まれているため、外から見えにくい場所です。

洗濯物を干したりお子さんがプールで遊んだりしても、他の人の視線が気になることはあまりないでしょう。

また中庭に面した窓なら大きくしても、外から中が見えてしまう心配がありません。

休日には家族でくつろげるなど、中庭はメリットの多いスペースです。

プライバシー対策になり多目的に使える中庭を、ぜひ検討してみてください。

まとめ

平屋は窓が外から見えやすい位置にあるため、プライバシーが気になるかもしれません。

しかし高窓や柵、中庭といった対策を取れば、外からの視線をさえぎることができます。

平屋のプライバシーが気になる方は、建築実績の豊富な住宅会社に相談し、対策を取り入れたプランを提案してもらうと良いでしょう。