造作とはかたちや材料を指定して、オーダーメイドで作る方法のことです。
狭小住宅の限られたスペースを有効活用し、部屋を広く使えるためとてもおすすめです。
今回は造作で作るおすすめ収納と、注意したいポイントを解説します。
リビングに作り広くてすっきりした空間に
リビングは物が多いわりに、収納が少なくなりがちな場所です。
しかしお子さんのランドセルやおもちゃ、絵本や雑誌など、しまう物がたくさんあります。
せっかく広々したリビングを作っても、物が散らかっていては見た目が悪く、しかも狭く感じてしまいます。
そこで入れる物に合わせた造作収納を作ると片付けやすくなり、狭小住宅のリビングを広くてすっきりした空間にできます。
例えば建て付けの本棚を作ると、絵本やDVD、ゲームソフトなどがきれいにしまえます。
さらに奥行きのある収納も作れば、ランドセルや収納ケースに入れたおもちゃなど、大きめの物がしまいやすくなります。
また棚の高さを後で変えられるようにすると、お子さんの成長に合わせて収納スペースをアレンジできます。
リビングには造作の収納を作り、いつも片付いたリビングにできるようにしましょう。
ホールに見せたくない物を入れる収納を
リビングから階段や洗面所に行く途中のホールに、造作収納を作るのもおすすめです。
ホールなら家を訪れた人には見えないため、雑多な物を気軽に置けます。
特にリビングをシンプルでオシャレな空間にするため、できるだけ物を置きたくないという方にピッタリです。
例えば普段使いの文房具やお子さんの学校からのプリント、よく使う薬類など、
リビングに置くと雑然としてしまう物も、ホールの収納に入れれば気になりません。
まとめ買いしたボックスティッシュや、ドライバーなどの工具、家電の説明書など、実際に生活するとしまう物は意外とあるものです。
造作ならちょっとした隙間に収納を作れるため、スペースの有効活用になります。
さらに入れる物に合わせたサイズにもできるので、ぜひホールに造作収納を計画してみてください。
経験のある住宅会社へ頼む
造作収納のメリットはお客様の好みや使い方、作るスペースなどに合わせた収納にできることです。
気に入ったデザインの既製品がない、できるだけ無駄のない収納にしたい、という方におすすめの作り方です。
ただし住宅会社であれば、どこでもお客様にピッタリの造作収納を作れるわけではありません。
造作収納は入れる物や使い方、好みのデザインを聞き取ってゼロから作ります。
そのため作った経験が少ないと、使いにくくデザインもイマイチな物ができてしまう可能性があります。
造作収納を頼むときはこれまでの施工事例を見せてもらい、設計力やデザイン力を確かめたうえで判断することをおすすめします。
まとめ
造作収納は大きさやかたち、使い方などを、好みに合わせてオーダーできます。
狭小住宅をより片付けやすくして、限られたスペースを活かすためにおすすめの収納です。
造作収納の施工実績が豊富な住宅会社とじっくりと打合せをしながら、お客様だけの造作収納を作りましょう。