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注文住宅ができるまでの流れ!目安の期間を知ってスケジュールを立てよう

家を希望する入居時期に完成させるには、あらかじめ家づくりのスケジュールを知っておくことが大切です。

しかし初めての家作りでは、どんな流れで家づくりが進むかわからない方が大半だと思います。

今回は注文住宅を検討し始めてから家が完成するまでの流れと、目安の期間をわかりやすくお伝えします。

検討しはじめてから契約まで

家づくりを考え始めてから住宅会社と契約するまでのステップは、次の3つに分かれます。

①希望の整理と情報集め【1ヵ月】

初めに自分たちの家に対する希望をまとめて整理します。

どんな間取りやデザインが良いか、省エネ性や耐震性など重視したいポイントはあるか、など思い浮かぶものを書き留めます。

そうすることで多くの住宅会社の中から、自分たちの希望に合う依頼先を探しやすくなります。

そのうえでネットやSNS、まわりで家を建てた友人知人などから住宅会社の情報を集めます。

②土地探し【1〜3ヵ月】

土地を購入して家を建てる方は、平行して土地の情報も集めましょう。

土地はいつ良い物件が出てくるかわからないため、できるだけ早く探し始めた方が良い土地に出会いやすくなります。

ただしネットの土地情報は、古いものや売れ残りが多く注意が必要です。

また不動産会社は自社が仲介する情報を優先して紹介するため、どうしてもかたよりがあります。

住宅会社に相談して一緒に土地探しをした方が、新鮮で幅広い情報が集められるためおすすめです。

③住宅会社への相談から契約まで【2ヵ月】

住宅会社の情報を集め、気になるところがあれば相談に行ってみましょう。

見学会などのイベントが行われていれば、参加してみるのもおすすめです。

そのうえで気に入った会社に整理しておいた希望を伝え、提案プランや見積もりを作ってもらいます。

あわせて資金の相談も行い、提案と見積もりに納得すれば契約へ進みます。

ここまでの期間をまとめると、土地を持っている方は①+③でおよそ3ヵ月が目安の期間になります。

さらに土地を探す方はそれに②の1〜3ヵ月が加わり、合計4〜6ヵ月が目安の期間になるでしょう。

契約をしてから引き渡しまで

契約してからのステップは次の2つがあり、合計の期間目安はおよそ半年です。

しかし家の工事方法や各種の申請で前後することもあるため、契約前に必ず確かめておきましょう。

①仕様打ち合わせとローン申込み【2ヵ月】

床の色や壁紙、どんなキッチンを付けるか、外壁の色はどうするかなどを決めます。

さらに家を建てるための建築確認申請を行い、住宅ローンの申し込みなども行います。

②着工〜完成【3〜4ヵ月】

建築確認申請とローンの準備が終わったら、着工をして家の完成を待ちます。

家の代金の支払いは着工金と中間金、そして引き渡しのときの最終金の3段階で、1/3ずつ支払います。

費用の大半を住宅ローンで借りる方は、着工金や中間金のつなぎ融資を組む手続きを行います。

工事が終わり検査が済んだら、最終金の手続きを行い引き渡しとなります。

 

 

まとめ

家作りの期間の目安は検討し始めてから契約まで、土地のある方でおよそ3ヵ月、土地も探す方で4〜6ヵ月です。

さらに契約してから引き渡しまではおよそ半年で、家を検討し始めてから引き渡しまでトータルの期間目安は1年ほどになります。

こうして見ると家づくりは長い時間がかかり、しかも初めて行う手続きがたくさんあります。

希望の引っ越し時期に家を完成させるには、やはり丁寧にサポートしてくれる住宅会社を選ぶことが大切だと言えそうです。

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