注文住宅では、お風呂に付ける設備をたくさんの中から選べます。
しかし中には住んでから手間がかかるなど、選ぶのに注意が必要なものもあります。
今回はお風呂に付けるのに気をつけたい、3つの設備をご紹介します。
壁のタイルは目地に注意
お風呂の壁にタイルを選ぶときは、目地の掃除に注意しましょう。
目地にはカビが生えやすく、しかも一度生えてしまうと消すのがかなり難しいためです。
そのため現在のお風呂の壁は、目地が少ないパネルタイプが主流です。
もちろんタイルの高級感が好みだ、という方はタイルを貼っても良いでしょう。
そのかわりこまめに目地を掃除し、しっかり換気をしてカビが生えないように気をつけましょう。
大きな鏡は掃除が大変…
お風呂に付ける大きな鏡も、お手入れが大変になる可能性があります。
お風呂の鏡には使ううちに白いカルキの汚れがこびり付き、なかなか取りにくくなるためです。
大きな鏡はお風呂をおしゃれにし、さらに広く見せる効果もあります。
そのためお風呂に入っている時間を快適にしてくれます。
もしカルキ汚れが付いてしまったら、クエン酸や重曹を吹きかけラップで覆っておいてから洗うと落とせます。
あるいは鏡用の研磨シートで優しくこする方法もあります。
ただしいずれも手間と時間がかかってしまいます。
できるだけお風呂掃除をかんたんにしたい方は、お風呂に大きな鏡を付けるかは慎重に考えるようにしましょう。
浴室テレビよりもおすすめなのは?
お風呂に入りながら見られる浴室テレビは、1日の疲れを取るお風呂時間を楽しくしてくれます。
テレビ好きの方の中には、新しい住まいに付けてみたいと考えている方もいるかもしれません。
しかし当たり前ですが浴室テレビを見られるのは、お風呂に入っている間だけです。
もし付けてみたものの、あまり見ないようでは無駄になってしまいます。
そこで併せて検討をおすすめしたいのがポータブルテレビです。
持ち運べる防水の小さなテレビなら、お風呂はもちろん他の部屋でも自由にテレビが見られます。
キッチンや寝室など場所を選ばず見られるうえに、金額は浴室テレビより安くなっています。
浴室テレビは置き場所を取らないなどの良さがありますが、使い道が限られています。
ポータブルテレビも検討して、浴室テレビのご予算を他に使うことも考えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
お風呂にはより快適にするための、さまざまな設備が用意されています。
しかし選ぶ設備によってはお手入れに手間がかかったり、意外と使いにくかったりするものがあります。
お風呂に付ける設備は、住宅会社の人に「実際に使ってみたらどうか」というアドバイスをしてもらいながら検討すると良いでしょう。