洗濯物を干す場所に悩みがちな平屋では、ランドリールームがとてもおすすめです。
でもランドリールームと聞いても必要な広さなど、作り方がわからないという方も多いと思います。
今回はランドリールームの最適の広さや、どんな設備をつければ良いかなどを、わかりやすく解説します。
平屋におすすめな理由
平屋には洗濯物を干すバルコニーがなく、洗濯物をどこに干すかが悩みどころです。
しかし庭で干すとなると、急な雨で濡れてしまう可能性があります。
また人目につくことや防犯面で、心配になる方もいるでしょう。
部屋干しという方法もありますが、家族全員の洗濯物になるとかなり場所を取ります。
そこでおすすめしたいのが、洗濯物を干す専用の部屋「ランドリールーム」です。
最適な広さとは?
ランドリールームに最適な広さは、中でどんなことをやりたいかで変わります。
最小限の広さは洗濯機を置き、洗濯物を干すスペースを取ってその下をミニ収納にして、通り道を確保すればおよそ3畳になります。
そしてこの他に次のスペースも必要なら、それぞれの広さを加えます。
・タオル類を入れる大きめな収納:0.5畳
・カゴやワゴンを置くスペース:0.5畳
・洗濯物をたたんだりアイロンをかけたりする台:0.5畳
例えばタオル類を入れるクローゼットで0.5畳、洗濯物をたたんだりするカウンターで0.5畳を先ほどの3畳に加えれば、合計4畳のランドリールームが必要とわかります。
もちろんこれは最小限の広さなので、ご家族の人数が多いお宅はもう少し広めにしても良いでしょう。
ランドリールームはそこでどんなことをするか、しっかり相談してから作ると無駄のない広さで作れます。
付けると快適になる設備
せっかくランドリールームを作るなら、さらに快適にするために次の設備を加えてみてください。
1.換気扇
ランドリールームは洗濯物の湿気がこもりやすくなります。
湿気が多いと洗濯物が乾きにくくなり、部屋干しのにおいが付きやすくなるでしょう。
また梅雨など湿気の多い時期は、カビが生えてしまう恐れもあります。
そのためランドリールームには、必ず換気扇を付けることをおすすめします。
2.除湿機
もしご家族が多かったり、お子さんの部活の服を毎日洗ったりするお宅は、強制的に湿気を取り除く除湿機を置いてみましょう。
洗濯物の量が多いとかなりの湿度になり、換気扇があっても湿気がこもります。
しかし除湿機があれば短時間で湿度を下げられ、洗濯物が乾くのも早くなります。
中には衣類乾燥機能を持ち、洗濯物に向けて風を当ててくれる機種もあります。
スペースはあまり取らないので、コンセントさえあれば特別に場所を作らなくても問題ありません。
効率的に洗濯物を乾かせる除湿機の設置を、ぜひ検討してみてください。
まとめ
平屋はバルコニーがないため、洗濯物を干せるランドリールームを作るととても便利になります。
使い方をしっかり考えて作れば、無駄のない広さで作ることができます。
洗濯という家事をより快適にできる平屋をお考えなら、ぜひランドリールームを取り入れてみましょう。