住まいは入居する前に一手間かけておくと、長くキレイに保つことができます。
でも初めての家づくりでは、どんな方法があるかわかりませんよね。
今回は新しい住まいへ入居する前にやっておきたい、3つのポイントを解説します。
水回りのコーティング
住まいの水回りであるキッチンやお風呂、洗面所には、カビなどを防ぐコーティングをおすすめします。
水回りは濡れている時間が長く、そのまま使っているとカビやヌメリが発生します。
しかし事前にコーティングしておくとカビなどが防げて、お掃除の手間も減らせます。
たとえば蛇口の根元や天板とシンクの継ぎ目などに、カビを見つけたことはないでしょうか。
あるいはお風呂の洗面器を置くカウンターまわりや、シャンプーを置く棚にはヌメリが発生しますよね。
入居前にコーティングをしておけば、そうした水回りの汚れを減らすことができるのです。
床のコーティング
新築したときの床のキレイさを保つなら、床のコーティングもおすすめです。
施工すると床の表面に膜が作られ、細かなキズを防げます。
小さなお子さんがいれば、おもちゃで元気に遊ぶうちに自然と細かな傷が付いてしまいます。
またうっかり食べ物をこぼしてしまうこともあるでしょう。
コーティングはこうしたトラブルから、床を守ってくれるのです。
しかもコーティングは、床のツヤを増してくれる効果もあります。
入居前に施工しておけば床が一段と輝き、家を建てた喜びを何倍にもしてくれるでしょう。
しかもツヤが何年も続くコーティングもあり、新築の状態を長く味わうこともできます。
フローリングはお友達を呼んだときに、広く見える部分になります。
できるだけ長くキレイに見えるように、ぜひ入居前のコーティングを検討してみましょう。
傷防止マットを敷く
いくら床にコーティングをしても、お子さんの硬いおもちゃが落ちたときに付く傷までは防げません。
そこで小さなお子さんがいるお宅は、遊ぶエリアにキズ防止マットを敷くようにしましょう。
傷防止マットは柔らかく厚みのあるもので、お子さんが転んだときのケガも防ぎます。
30㎝四方のマットを組み合わせて敷くので、必要なエリアのかたちを自由に作れます。
また遊ぶ広さ程度なら数千円で済むため、それほど大きな出費にはなりません。
せっかくの新築の床に、深い傷が付いてしまうとショックも大きいもの。
小さなお子さんのいるお宅はぜひ、入居前に傷防止マットを敷いておくようにしましょう。
まとめ
新しい住まいの入居前に、水回りや床にコーティングをすると長くキレイな状態が続きます。
また傷防止マットも併用すれば、深い傷が付き直してもらう出費を減らせます。
いずれも入居前に行うとより効果が高まるため、早めに準備することをおすすめします。