和室があると住まいに落ち着きが加わり、住む人がリラックスすることもできます。

でも「和室は作りたいけど、昔風にはしたくない」という方も、多いのではないでしょうか。

そこで、ここでは今どきのおしゃれな和室を作る3つのテクニックを、わかりやすくお伝えします。

畳で個性をプラスする

今どき和室を作るなら、まずは畳で個性をプラスしてみましょう。

例えば長方形の畳ではなく正方形で縁のない琉球畳を敷くと、部屋がすっきりしてモダンな雰囲気になります。

さらに目を引く和室にするなら、畳の色を変えてみるのもおすすめです。

畳の色はスタンダードな若草色や黄金色だけでなく、乳白色や桜色と言ったカラフルな色もあります。

他にも墨色など個性的な色を選んで、インパクトのある畳にしても面白いでしょう。

畳は少しの変化で、和室をグッとおしゃれにしてくれます。

「派手すぎず、でもスタイリッシュな和室にしたい」という方に、畳はおすすめのデザインポイントになります。

壁紙とカーテンはメリハリが大切

壁紙とカーテンは見える面積が広く、和室のおしゃれさに大きく影響します。

この2つはメリハリを考えながら色や柄を選ぶと、よりスタイリッシュな和室になります。

ポイントは壁紙だけ、カーテンだけでデザインを選ばないこと。

別々に気に入った色や柄にしても、実際の和室では一緒に並んで見ることになります。

両方を個性的なデザインにするとぶつかり合って、重苦しい和室になってしまいかねません。

そうした失敗をしないためには、どちらかを主役に、もう一方を脇役にと考えて色柄を選ぶと良いでしょう。

例えばカーテンにはっきりした色を選んだら、壁紙はオフホワイトや淡いベージュなど控えめなものを選びます。

すると部屋のデザインにメリハリが付いて、スタイリッシュな和室になります。

壁紙とカーテンは組み合わせを考えることで、部屋をよりおしゃれな雰囲気にできるのです。

今どき和室を考えるなら、2つのバランスを意識して色や柄を選んでみましょう。

間接照明でよりおしゃれにする

おしゃれな和室にするには、照明の選び方も大切です。

特に照明の光で部屋を演出する間接照明は、和室をとてもおしゃれにしてくれます。

例えば天井に埋め込んだダウンライトで壁を照らしたり、スポットライト的に小物や観葉植物を照らしたりすると、和室がまるでギャラリーのようになります。

あるいは凹みに照明を付けて壁や天井をライトアップする、コーニス照明やコープ照明も部屋の雰囲気作りには効果的です。

照明は器具のデザインだけでなく、光がどのように見えるかも大切です。

照明の光もしっかりプランニングして、よりスタイリッシュな今どき和室にしましょう。

まとめ 

和室は畳のデザインを一工夫すると、手軽にモダンな雰囲気にできます。

また壁紙とカーテンは両方のバランスを考えて選ぶと、それぞれの良さを活かせます。

さらに間接照明を取り入れれば、よりおしゃれな和室になるでしょう。

ご紹介したポイントを取り入れながら、よりスタイリッシュな今どき和室を実現するようにしてください。