三重県の県庁所在地として存在感を放つ津市。三重県屈指の人気エリアの1つであり、土地の取引も盛んです。実際にこれから三重で家を買おうという方は、津市を1度検討することになるでしょう。今回は、気になる津市の土地相場や周辺情報を確認していきます。
土地の相場
津市の土地の相場は、1㎡あたり平均4万9,832円となっています。(2015年時点)坪単価は16万4,734円です。前年と比較して、地価はわずかに下落しています。このエリアは軒並み下落傾向にありますが、概ね1~2%程度の動きで、このような動きは珍しいものではありません。
なお、津市市内で最も高額なエリアは津駅地区で、1㎡あたり平均9万5,572円。こちらは人気エリアで、今後相場が上昇する可能性が大いにあります。一方、最も相場が低いエリアは高茶屋地区で、1㎡あたり平均3万7,530円となります。現在名古屋を中心に比較的好景気といえますので、今後土地の相場が上昇する可能性は常にあると考えられます。
ユーザーはこれくらいの広さの家を買っている
津市エリアに家を構える方々は、おおよそ30坪から40坪の広さの土地を、800万円~1,200万円程度で購入しております。建物の価格については1,500万円~2,000万円程度となりますので、土地・建物を合わせて2,300万円~3,200万円程度が購入金額の目安となるでしょう。基本的にこの価格帯でご購入いただいた方々は、希望通りの家を建てているといった印象があります。
近隣情報
津市は三重県の県庁所在地であり、県内では東側に位置する伊勢湾沿いの市です。観光地としても多くの方が訪れ、賑わいを見せている印象です。実際に、伊勢神宮や、榊原温泉へのアクセスも容易で、こちらも住む方にとっては大きな魅力の1つといえるでしょう。
なお、これから子育てを行う方にとっては津市の子育て支援の充実さも魅力になります。例えば、中学校卒業まで子供の医療費が無料であることや、出産した方には記念樹を贈呈していることなど、子育てに対して心配りが充実している印象です。
アクセスに関しては、近鉄名古屋線やJR紀勢本線が通っていますので、名古屋駅までのアクセスも良好。しかし、駅から距離がありすぎると鉄道を利用しづらくなるため、家を買うときにはしっかり考慮しておく必要があります。しかしながら、津市全体としてさまざまな施設や住環境としての整備がしっかり行われ、世代を問わず住みやすい環境であるといえるでしょう。