平屋は毎日の家事を楽にしてくれる住まいのかたちなのはご存じでしょうか。
生活が同じフロアで完結するため、楽にスピーディーに家事をこなすことができます。
平屋にはどんな家事をサポートしてくれるのか、具体的に紹介したいと思います。
洗濯物を洗う・干す・しまうが楽に
平屋では洗濯物を洗う・干す・しまうのすべてが同じ階でできます。
洗い終わって濡れている重い洗濯物を運ぶのも、さらに乾いた洗濯物を各部屋にしまうのも階段を上がる必要がなくたいへん楽です。
最近は1階にランドリールームやサンルームを作り、そこに洗濯物を干す方も増えました。
しかし2階建てなら乾いてからは、やはり階段を上って各部屋に運ばなければなりません。
その住みやすさから若い世代でも平屋を選ぶ方が増えましたが、お子さんが成長し洗濯物が増えるとさらに運ぶのが重労働になります。
同じ階で全てが完結する平屋なら、洗濯という家事が楽になるのは間違いないでしょう。
階段がないので掃除も楽
毎日行う家事には掃除もありますが、これも平屋なら楽にこなせます。
同じ階の移動で掃除機をかけられるため体への負担は最小限で、しかも重くかさばる掃除機を持って2階へ上る必要もありません。
階段は掃除するのが意外と面倒で、掃除機を片手で持ち上げながら1段ずつきれいにするのはなかなか骨が折れます。
さらに拭き掃除も1段ずつこまごまと拭いていくため、かなりの手間がかかります。
また窓の外側を掃除しやすいのも平屋の大きなメリットです。
2階の窓の外側を拭くのはかなり危険ですし、大きめのサイズだと外側に手がまわらないこともあります。
新しい住まいになると隅々まできれいにしたくなるものです。
日々の掃除を快適にこなせる平屋は、きれいにしやすい家とも言えそうです。
帰宅後の移動を楽にするプランニング
日々の食材や日曜品を買い物して、家に帰ったらその荷物をスムーズに収納したいものです。
そこで平屋のプランニングの自由さを活かして、荷物のしまいやすさ優先した間取りを考えてみましょう。
例えば玄関からすぐにキッチンやパントリーへ入れるようにしたり、外の駐車場から荷物を持ってすぐ家に入れる家族用入り口を作ったりしても良いでしょう。
また家事ではありませんがコロナなどのウィルス対策で、帰宅したら玄関からすぐ洗面所に向かう間取りも最近は注目を集めています。
買い物から戻ったらできるだけ素早く食材などをしまいたいですよね。
プランニングの自由度が高い平屋なら、収納や冷蔵庫へ楽に移動できる間取りを考えやすくなります。
まとめ
家事は毎日、しかも一生することになるため、少しでも楽にしたいものです。
その点で平屋は洗濯や掃除が楽にこなせて、しかも買い物から帰って荷物を運んだりしまったりしやすい間取りを作りやすくなっています。
若くても歳を重ねても家事を楽にしてくれる平屋は、新しい住まいを考える全ての方に一度は検討してほしい快適な住まいです。