狭小住宅はもともと動線が最短距離で取りやすい住まいのため、収納や配置を工夫するとさらに家事や子育てをしやすくなります。
たとえば四日市市の駅周辺にあるような、敷地の広さが限られがちなエリアで建築をお考えなら、今回紹介するポイントはきっと参考にしていただけるはずです。
プラス収納で玄関をワイドに
狭小住宅では玄関内にシューズボックス以外のプラス収納を作るようにしてみましょう。
玄関に物があふれていると通りにくく見た目も窮屈に感じますが、すっきり片付いていれば面積以上の玄関になるからです。
たとえば小さなお子さんがいるお宅なら、ベビーカーや遊び道具などをしまえる収納を作ってみましょう。
他にも帽子や習い事の道具、自転車のヘルメットなど玄関に置く小物がしまえれば、家への出入りもスムーズで急な来客に慌てることもありません。
たとえ小さな収納でもあると無いでは玄関の使いやすさが全く変わりますので、ぜひプラス収納を取るようにしてみてください。
玄関からの動線を考える
家事のしやすさを考えるなら、買い物から帰宅して家の中へ入る動線をイメージして間取りを考えてみましょう。
重い荷物を素早く冷蔵庫にしまえるように、玄関からなるべく近くにキッチンを配置すると奥様も楽ちんです。
さらにキッチンのそばにまとめ買いした飲み物などをしまうミニパントリーがあると、無駄な動線が減り作業のスピードアップになります。
またご主人が帰宅して玄関から洗面所へ向かう導線上に、カバンや上着などをしまえる場所を作るのもおすすめで、ついカウンターチェアやソファーの上に置いてしまうのを防げます。
さらにお子さんが学校から帰ってランドセルや帽子をしまいやすいように、リビングやホールに専用の収納を取ってあげるのも良いでしょう。
玄関からの動線を考えながら収納を取ることで、動きが少なくて済む狭小住宅のメリットに片付けやすさが加わります。
子供とのゆとりスペースを
新しい住まいではお子さんと楽しく過ごせる、ゆとりスペースを作ってあげましょう。
狭小住宅ではホールや廊下などを上手に活用すれば実現可能です。
たとえば階段ホールにカウンターを作り、壁に本棚を建て付ければ親子で本を読む読書スペースの完成です。
本棚は扉が必要なく奥行きも浅めで済むため、限られたスペースでも十分に設置できます。
また本だけでなく小物や写真を飾れば、あっという間にすてきなギャラリーに変身します。
狭小住宅でも工夫次第でお子さんとのゆとりスペースを作れますので、ぜひ実現して住まいの満足度をアップさせてください。
まとめ
狭小住宅では積極的に収納を取ることで、常に片付いていて広々感じる空間を作り出せます。
しかも実際の動線をイメージしてプランニングすれば、家事がしやすく機能的な住まいにもなります。
スペースを有効活用すればお子さんとのゆとりスペースも確保できるなど、狭小住宅はさまざまな可能性を秘めた柔軟性の高い住まいです。
ぜひ狭小住宅の建築実績が豊富な住宅会社に相談して、ワンランク上のわが家にしましょう。