新築住宅を建てるには、まず土地を探さなければなりません。ただし、気に入った土地を購入するためには、何より資金が重要。そこで、土地購入のための無理のない資金計画について、詳しく紹介していきます。
建物や諸費用のことも考えてローン計画を組もう
土地探しを始めると、どうしても立地や面積ばかりに目が行きがちで、予算のことを見失ってしまう方は少なくありません。「ずっと住む土地なんだし、少しくらい予算オーバーしてもいいか…」と安易に考える方もいらっしゃいますが、これはちょっと不安の残る考え方です。
たとえば、親から譲り受けた土地などを持たない方が注文住宅を建てるために必要な費用は、
土地にかかる費用+建物にかかる費用+諸費用
でざっくりと表すことができます。
土地選びは家づくりの中で最初に取り掛かる作業なので、妥協点が見つけられずに購入費用が高額になってしまうこともありますが、そういった方は諸費用分を考えに入れていなかったりします。諸費用は購入資金の10%ほどといわれており、決して無視できる金額ではありません。
後で慌てないためにも、土地を探す前段階から建物や諸費用のことも含めたローン計画を立てておくことが重要です。
どんな優遇策があるのか知っておこう
家を建てるのには、他の買い物とは比べ物にならないほどの費用がかかります。そこで国や自治体では、一定の条件をクリアした住宅を建てると減税や補助金などで優遇してくれるというサポートを行っています。ここでは、その一部を紹介していきます。
・住宅ローン控除
銀行などで住宅ローンを組んで住宅を購入すると、年末のローン残高のうち1%が所得税から控除される制度です。最長10年間、上限は400万円となっており、いずれか早いタイミングで控除はなくなります。
・ネット・ゼロ・エネルギーハウス支援事業
省エネ性に優れ、太陽光パネルなどで発電力を持ち、一次エネルギー消費量が概ねプラスマイナスゼロとなる家を建てると125万円の補助金を得ることができます。
まとめ
土地探しと建物づくりを別の業者に依頼して行うのは時間的にも大変ですし、トータルでかかるコストを計算しにくいというデメリットがあります。
また、補助金や減税などの優遇策も非常に数が多く、ひとりで調べるのは大変。注文住宅を建てようと考えた際は、土地探しもできて優遇策などにも詳しい弊社へご相談くださいませ!