引っ越しをするために土地を探す際、気に入ったところに限って予算以上の価格だった、もしくは予算内の土地を見つけてもあまり気に入らない条件だった、という経験はありませんか。
そうした問題を改善するためには、土地の価格がどうやって決められているのかを知る必要があります。
土地の価格の決定方法を知ることで、自分が理想とする土地がどのクラスのものか知ることができ、理想の土地に必要な予算を把握することが出来るからです。
今回は土地の価格がどうやって決まるのかについて詳しくご紹介します。
土地の価格を決定する3つのポイント
もしあなたが土地の価格を決めていいとしたら、どのようなポイントを考慮して決定しますか?
おそらく立地条件など考慮するポイントがいくつかあると思います。
実際に土地の価格が決まる際のポイントもひとつではありません。
土地の価格を左右する3つのポイントをご紹介します。
土地がある地域の性質
土地の価格はその土地がある地域の性質に大きく左右されます。
地域の性質とは、具体的には駅からの距離や周辺施設の存在、土地の形や方位、道路条件、その土地のイメージやブランドが挙げられます。
一般的に地方の土地よりも、都心に近い土地の方が高いとされるのはこのためです。
例えば、駅の近くに施設が充実している地域の土地と、一番近いスーパーまで車で20分かかる地域にある土地では、前者の方が価格が高いことが容易に想像できると思います。
土地の流通量
土地の売却がほとんど行われていない地域では、土地の価格が高く設定される場合があります。
人や物の出入りが少なく、土地が売りに出されることが少ない地域にある土地に関しては、価格の相場が定まっていません。
「とりあえずこれくらいで価格を決めてみよう」と明確な基準なしに価格が決まるので、高価になることもあれば安価になることもあります。
よく土地が売りに出される地域かどうかが、一般的な価格であるかどうかに影響します。
売主の動向と事情
土地そのものだけでなく、土地を所有する売主の動向や、その他の事情も土地の価格を左右します。
この場合、売主は土地の価格を高く設定すると考えられます。
なぜなら、一般人と比べて会社や不動産業者は契約を不成立にする可能性が低いからです。
高額な値段であっても契約が成立すると見込めるなら、売主は土地の価格を押しあげます。
一方で、すぐに土地を売って現金に変換したいと考えている売主は、相場より低い価格であっても売却しようとします。そのため一般的な価格よりも安い価格を設定する傾向にあります。
おわりに
今回は土地の価格がどうやって決まっているのかについてご紹介しました。
ご紹介した情報がお客様の土地探しに役立てば幸いです。
私たちは「笑顔を建てる」という考え方をもとに、お客様の声にしっかりと耳を傾けて注文住宅の建築を行なっています。
複数の展示場をご用意しているので、注文住宅をお考えの方はぜひ一度足を運んでみてください。
お問い合わせお待ちしております。