コラム

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家づくり省エネ

吹き抜けを作るときの注意点は?しっかり対策をして快適な空間に

 

リビングを開放的にする吹き抜けは、新しい住まいにぜひ作りたいという声の多い人気のプランです。

しかし「吹き抜けを作ったのに寒かった」など、がっかりしている声を聞て不安に感じている方もいるかもしれません。

 

ここでは吹き抜けを作るときに注意したい3つのポイントと、どうしたら解決できるかをお伝えします。

 

高断熱住宅で暖かい吹き抜けに

 

吹き抜けは寒くなる、と聞いたことはありませんか?

暖かい空気は上にあがってしまうため、吹き抜けは暖房が効きにくくなることがあります。

吹き抜けを作っても暖かくするには、断熱性能の高い住まいを選ぶことが大切です。

 

たとえば断熱材は発泡ウレタンフォームのような、外の寒さが入りにくいものを選ぶと良いでしょう。

また窓はペアガラスや枠の内側が樹脂製のものなど、できるだけ暖房を逃がさないものがおすすめです。

 

断熱性能の高い住まいなら、吹き抜けを作っても暖かく過ごせます。

家づくりを頼む住宅会社はどんな断熱材や窓を使っているか、しっかり確かめて選ぶようにしましょう。

 

照明は光量と掃除のしやすさをチェック

 

吹き抜けを作るときは、照明を少し多めに付けるのがおすすめです。

吹き抜けは光が天井に反射しないため、少し暗めに感じることがあるからです。

特にテーブルで本を読むことがあるなら、真上の照明を十分に取るようにしましょう。

 

また吹き抜けの照明は、掃除のしやすさも考えて位置を設計しましょう。

特に色の濃い照明器具は、ホコリが目立ちやすくこまめに掃除したくなります。

このため低めに付けると、手軽に掃除しやすくなります。

 

吹き抜けの照明は普通の部屋とは違った配慮が必要です。

住宅会社のコーディネーターのアドバイスを聞きながら、プランニングするのがおすすめです。

 

音の伝わり対策は壁がポイント

 

吹き抜けは1階の音が、2階に伝わりやすいという注意点があります。

トンネルは向こう側の声がこちら側に大きく聞こえますが、これと同じ現象が吹き抜けでも起こります。

吹き抜けに面する2階の部屋に、1階の話し声やテレビの音が聞こえてしまうことがあるのです。

 

できるだけ音が伝わらないようにするには、吹き抜けに接する部分を壁1枚ではなくクローゼットにすると音が小さくなります。

また少し費用がかかるかもしれませんが、壁の中に断熱材を入れると音の伝わりを軽減できます。

 

プロの設計士なら、吹き抜けをより快適にするアイディアをたくさん知っています。

快適に住むにはどんな点に気をつけたら良いか、アドバイスしてもらいながら間取りを考えましょう。

 

まとめ

吹き抜けはリビングを開放的にしてくれる、とても人気のあるプランです。

見上げたときに天井がはるか2階の上にあり、まるで外にいるような快適さになります。

 

もちろん紹介したような注意点はありますが、しっかり対策をすれば十分に解決できます。

実際に吹き抜けを作った実績の豊富な住宅会社に相談して、快適な住まいを実現しましょう。

 

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