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視線の抜け

みなさん、こんにちは!

伊勢支店設計の加藤です。

周囲では桜も満開で、入学式も行われており、すっかり春らしくなりましたね。

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本日のブログのテーマは「視線の抜け」です。

先日お引き渡しさせていただいた伊勢市のF様邸を参考に・・・

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↓↓↓こちらは玄関からホールを眺めたところ

正面の開口も可能な限り廊下巾/天井高さいっぱいにして、

視線だけでなく空間そのものが奥の空間と繋がっているように見えます。

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↓↓↓続いてはさきほどの玄関からリビングに繋がるドア

こちらも最大限大きなガラスドアを設け、いずれの空間も同一の空間にいるような

印象を持たせます。

さきほどの玄関ホールから90度に曲がった位置にあるので、玄関を開けっぱなしにしても

リビングが丸見え・・・ということはありません!

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これらのように「視線の抜け」は広さや明るさに効果を発揮するだけでなく、

普段は区切られた先のエリアですが、抜けたその奥の場所も空間の一部に取り込める効果もあります。

開口面積をできるだけ大きく取ったり、FIX窓を使うなどして出来る限りサッシの額縁が

スリムに見えるようにすることで、より効果は絶大になります。

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↓↓↓こちらは視線の抜けではありませんが、リビングの天井を高く勾配にし、

上方向への抜けを演出しています。

通常の天井高さのエリアもあるので視覚効果でより高く体感できます。

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以上、間取り図だけでは効果がわかりにくい設計手法でした!

なかなかイメージを伝えづらいときは、SNS等の画像とかを見せてもらったりして

「こんな感じが素敵なんですけど・・・」とか言ってもらえれば大丈夫です。

サンクスホームまでお越しください。

楽しく打合せしましょう!

それでは、また!

私が書きました
丁寧でわかりやすい説明を心がけます!
一級建築士
加藤 克也