
玉城町内のとある分譲地に、ブラックの外壁と木目を基調としたシックな雰囲気の平屋が完成した。
こちらの家に暮らすのは、看護師として働くS様。地元である南伊勢町には父親が単身で暮らしていることから、南伊勢町にもアクセスの良い玉城町を新しい住まいの地として選択した。
当初、自身の年齢や収入の面から、住宅ローンへの心配があったというS様の家づくりを聞いた。

「30代の頃からずっと自分の家が欲しいと思っていました」と家づくりを振り返ってくれたS様。
S様の出身は、玉城町から車で30分ほどしたところにある、海と山の自然が豊かな度会郡南伊勢町。
「地元の南伊勢は好きですが、老後の生活を考え、生活に便利な街中へ出た方が将来も困らないだろうと、生活環境を整える決断をしました」(S様)
そうして、地元の南伊勢町からもサニーロードでアクセスしやすく、駅も近く暮らしやすい玉城町の分譲地を新たな生活の場所として選んだ。
そんなS様邸は、自身の“終活”を視野に入れ、老後も生活しやすいようにと、コンパクトな平屋となっている。
さっそく、お家を案内してもらった。
家事をラクにしたひとつながりの動線

S様邸は、行き止まりのないひとつながりになった動線が特徴。
ウォークインクローゼットを家の中央に配置。洗濯後、ランドリールームで乾かし、クローゼットへしまう無駄のない家事動線が生まれた。
また水回りもひとまとめにしたことで、手洗い→着替えと帰宅動線もスムーズに。
さらに、グルグル回れる回遊動線にあわせ床掃除にルンバを導入。平屋のためモップ掛けなどの床掃除をする範囲も少なく、掃除にかける時間が大幅に減ったという。
また、キッチン横のパントリーやウォークインクローゼットなど、平屋でありながら十分な収納量で散らからないことも家事の時短につながっている。

当初、サンクスホーム伊勢店で見た平屋モデルハウスのひとつながりになった間取りが気に入り、扉のない開放的な空間を希望していたというS様。
しかし、サンクスホームの設計士から「実際の生活をイメージした際、ある程度空間に仕切りがあった方が良い」とアドバイスを受け、扉を設ける設計に。
「住んでみると、プライバシーや匂い、断熱などの面で、扉を付けて良かったと感じています」(S様)
「設計士さんは、打ち合わせで私が口にした希望全てを取り入れた間取りを提案してくれました。家事動線の面も、すごく考えられていたプランで感心しました」と、家事動線をよく考えたプランが気に入ったと話してくれた。
予算に合わせたベストな提案
続いては、家づくりでこだわった点についてを聞いた。
お家づくりをするにあたり、SNSなどで情報を探していると、ついあれもこれも取り入れたいと希望が溢れてしまう。
S様も同じようにSNSを見た上で多くの要望が出たが、サンクスホームの担当者からは「それはS様のお家には合わないかも」と、プロ目線の忖度のないアドバイスがもらえたという。
空間づくりは、意図の本質と予算管理が鍵だ。

当初エコカラットタイルを取り入れたかったというTV壁は、代わりに気に入ったアクセントクロスを見つけられコストカット。その代わりに玄関の小さなパネルを少し贅沢なものにするなど、メリハリのある選択ができた。
たくさんの種類があるクロスから、色同士が合うかどうかを何度も相談し、吟味を重ねた。

またキッチンについても、当初ブラックの天板に憧れていたというS様。しかし、想定よりもかなり予算オーバーしてしまうことに悩んでいた。
「サンクスホームのコーディネーターさんが『ここにそんなに予算を割かなくてもいいかも。白色の天板をこう見せたら良くない?」と、白の天板でも素敵に見せられる提案をもらい、今となってはブラックを選ばなくても良かったと気に入っています』(S様)

浴槽やトイレ、水道に採用したミラブルもお気に入りの一つ。水の力だけで驚くほど汚れが落ち、洗剤要らずで掃除も楽になったという。
明確なプランニングで安心の家づくり

また、オプション選択に際しても、メリット・デメリット、金額を丁寧に教えてもらったことで、必要なものと不要なものをしっかりと区別できたという。
例えば、換気扇の掃除が苦手というS様は、手入れのかからない高いグレードの換気扇を選択。
食洗機はこれまで使用したことがなく特に必要性を感じていなかったが、食洗機を推奨したサンクスホームスタッフの実体験を聞き、「頼れる家事は機械に頼ろう」と決断。
オプションを採用するにあたっても、その都度、値段が明確な見積もりで、納得のいく家づくりができたという。

S様は「他の工務店で家を建てた友人から聞いた話では、最初にグレードの低いプランで見積がされていて、オプション方式でどんどん値段が上がっていき、今度はそこから妥協していくような、やっているうちに気分が下がってしまうようなやり方だったといいますが、私のお家づくりではそういったことはなかったです」と話してくれた。
さらに「最初の見積の時点でいいグレードを選択してくれてあったのと、打ち合わせで言った欲しいものが最初から見積の中に含まれていたので、そこから必要・不要を判断し、足したり引いたりの調整がしやすかったです」と、住宅ローンの金額の範囲内での現実的なプランニングに安心できたという。
さらにS様は、サンクスホームのコーディネーターがS様の好みをしっかり把握した上ではっきりと意見したこともとても頼もしかった印象とのこと。
「予算内で理想にバッチリくるものをいくつも提案してくれました」(S様)
たくさんのお気に入りが集まった空間に

そんなS様の好みの雰囲気でまとめられたリビングは、実に“S様らしさ”が滲む素敵な空間。
「将来娘がいつ帰ってきてもいいように、また父が訪れた時のために」と、リビングの一角に畳スペースを確保。海が近い南伊勢町に住む父親のため、台風などの時にはシェルターとしての役割も担えるようになっている。

キッチンは、白い壁にブラックで統一された家電が引き立っている。
ダイニングテーブルは特注し、照明もお気に入りのものを選ぶなど、家具・インテリアにもこだわったS様。「家の中がお気に入りで溢れていて幸せな空間です」と笑顔を見せてくれた。
住宅ローンへの不安

ここで、S様に家づくりに至るまでのお話を聞いた。
働きながら、正看護師の資格を取るために勉強をしていたS様。正看護師として働けるようになれば、収入が安定し、住宅ローンを借りることができるだろうと考えていたという。
無事に正看護師の資格を取得して2年目になり、ローンを組めるようになったタイミングで家づくりがスタートした。
それまでは収入が少ないことが理由で住宅を持てなかった過去から、初めは、中古物件の中から自分が妥協できるところで探そうと考えていたS様。
ご自身の年齢を考えた上でも住宅ローンを組むことが難しくなってくるという状況の下、家を持ちたい気持ちとの間で焦りを感じ、夢を抱いては諦めることを繰り返し自暴自棄になりかけていたという。

そして、いよいよ家づくりを本格的に考えだしたタイミングで、気になっていたというサンクスホーム伊勢店の平屋モデルハウスを見に行くことに。
そのモデルハウスは、外壁やウッドデッキがS様の好みにぴったりだったという。
家を持つことを諦めかけていたというS様に対し、「サンクスホームさんは、今の私の条件で住宅ローンが通るところを見つけてきてくれて『絶対叶えられるから頑張ろう!』と言ってくれました」(S様)
それまで他のハウスメーカーで勤務状況などの話をしても簡単にあしらわれる中、S様の背中を押したのがサンクスホームだったという。
「サンクスホームさんは自分のために親身になっていろんな人が動いて力を尽くしてくれているという実感があって、心動かされました」(S様)
サンクスホームとは家が完成してからもお付き合いが続く。
「家づくりのとき気になることがあっても、夜にLINEで相談すると次の日にはきちんと答えを返してくれるような感じでいつでも相談・連絡ができ、安心でした」
家が完成後も、何かあればすぐ連絡できる体制も安心だと話してくれた。
おうち時間が増え、暮らしが充実

お家ができたことで、休みの日は家にいることが増えたというS様。
副業でマッサージを始めるために勉強したりなど、家ができたことで余裕が生まれ自信がつき、新たな夢が膨らんだという。
「家でゆったりできるようになったので、休みの日に娘のお弁当の作り置きなどをしたり、ポーセラーツで作品を作ったり、ビーズアートをしたり、自分時間を楽しんでいます」と、楽しい暮らしぶりを教えてくれた。
これからお家づくりをはじめる方へ
サンクスホームでは、OB様邸について詳しく話を聞くことができる「OB様邸相談会」を随時開催している。お家に関する事はもちろん、実際に暮らしているお施主様だからこそのリアルな話を聞くことができるかも?家づくりのご参考に、マイホームをお考えの方には是非ご参加いただきたい。お問い合わせは、下部のフォームから。
またタイミングによっては実際にお家を見学することも可能。この記事だけでは伝えきれなかったお家のこだわりを、ぜひ肌で感じていただきたい。
※個別にて相談会を開催いたします。ご予約日時については、ご都合や予約状況に合わせて調整させていただきます。