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O様邸
施主様の施工時のご年齢:30歳
世帯年収:1000万円
建築費用:5300万円(土地込み)
延床面積:136.75㎡(41.35坪)
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今回お話を聞いたのは、20代後半のO様ご夫妻。ご主人は教員、奥様は育休中のご夫妻で、ちょうど1歳を迎える双子の娘さんと4人で暮らしています。この取材では、双子の育児のしやすさにこだわった間取りについて話を伺いました。そこには子供が小さいうちだけでなく将来のことまで見据えた工夫がいっぱい。O様邸の『家が建つまで』と『その後』について、ご紹介します。
【実際に住んでみて実感したこと】
家は、住み始めてから分かることが沢山あります。間取りの選択は正しかったのか?経年による変化はどうか?…リアルな声を聞いてみました。
我が家の気に入っているところ
– まず、お家の中のお気に入りについて伺います。双子の妊娠が分かってから決めたというこだわりの間取りについてお聞かせください
夫:1階の広いリビングが気に入っています。小上がりの和室とキッチンを軸とした直線動線は、子育てをしやすいように考えた間取りのこだわりです。小上がりの和室は、今は双子の遊び場。この空間があるおかげで、リビングは子供のおもちゃに溢れることなく綺麗な状態に保つことができています。
妻:家づくりのきっかけというか、この間取りに決めたきっかけは、双子の妊娠でした。家を建てようと決めたのは妊娠が分かる前でしたが、いざ設計に入る前にお腹に双子がいることが分かったので、家づくりにおいて全ての基準になったんです。キッチンから風呂場、キッチンからリビングまでを繋いだ直線動線は、娘二人を同時に見なければいけないからこその工夫。特にお風呂からキッチンまでの動線は、子供たちの入浴後ミルクを飲ませて寝かせに行くという一連の動きをとてもスムーズにしてくれています。
– 双子の赤ちゃんの育児で、間取り意外に良かったと感じるところはありますか
妻:防音でしょうか。二重サッシはサンクスホームさんでは基本だと思いますが、このおかげで音が気にならずに済んでいます。子供達の泣き声が、今の家では外にほとんど漏れません。実は前のアパートでは苦情がくることもあり、自分のストレスにもなっていました。子育てをする上でやはり気になっていたので、この防音という点でも、マイホームを建てて良かったと感じています。
– 育児のしやすいお家だということが伝わってきます。それでは、家事というポイントではいかがでしょうか
妻:些細なことですが、なるべく下の空間を空けて掃除がしやすいよう工夫しました。例えば洗面台の下など。掃除機もかけやすく、清潔に保ちやすいので気に入っています。
夫:育児や家事のしやすさにこだわった間取りにすることができました。家を建てた方の中には「あそこをこうしたかった」「またすぐに建てたい」ということをおっしゃる方もいますが、僕たちはこの家に概ね満足しています。
一生付き合っていくマイホームだから
– 育児も家事もしやすい大満足のマイホームとのことですが、それでは間取り以外で気になる点はありますか
妻:これは自分たちの勉強不足だったんですが…洗濯機の下に置く洗濯パン(防水パン/洗濯機パン)を可動式にしたら良かったなと、ちょっと後悔しています。ここが可動式だったら、より掃除がしやすかったと思うので。
– 住んでみないと分からない予想外のことが、家づくりにはつきものですよね
夫:もう1点予想外の後悔が、中庭の扉です。勝手口としても使えるこだわりの中庭スペースなのですが、扉の高さが低いため、ツバメが入り込んで巣を作ってしまって……。費用面で妥協したところがあったので、上まである扉にすれば良かったかなと。今はネットを張ることで対策していますが、いずれリフォームしてもいいかなと考えています。
妻:とは言え中庭はとても気に入っています。子育てにもぴったりのスペース。プールもできますし、風呂場からすぐの場所にあるので、外遊びをして泥んこになってもリビングを汚さずお家に入れることができます。ゆくゆくは夫婦でお酒を飲んだりしてもいいですね。
【サンクスホームのお節介】
時にお節介とまで言われる(?)サンクスホームの手厚いサポート体制。この家づくりの場合は、どのようなサポートがあったのでしょうか。
サンクスホームで建てた「決め手」
– サンクスホームに決められるまでも、沢山のハウスメーカーを検討されたそうですね。サンクスホームで建てた決め手は何だったのでしょうか
夫:資料請求だけで10数社、そこから3社に絞りました。メーカー選びの決め手は、やっぱり人ですね。例えば資料請求でも、ほとんどの会社は事務的な内容。「私たちはこういうところで支持されています」というアピールをされても、正直ピンときません。その点サンクスホームさんは最初からニーズに合った提案をしてくださり、資料請求の際も手書きのメモが添えられていたりと、あたたかさがありました。建てる側のことを真剣に考えてくれているということが伝わってきたのが、「ここにお願いしたい」と思えたポイントです。
家づくりに心配事はつきもの。不安を払拭したサンクスホームのサポート
– 建てる側のことを真剣に考えてくれるハウスメーカーとのことですが、最もそう感じた瞬間いつですか
夫:生涯住む住宅購入の不安として特に感じていたのが、土地探しでした。自分たちの歳が若いこともあり、すでに出来上がっている近隣住人の輪に入るのは難しい気がしましたし、子供達の通学などのことも考えてベストな場所を選びたかった。土地探しはサンクスホームさんに手伝っていただいたのですが、その辺りも加味して提案してくれたのが嬉しかったです。結果新しい住宅街でご近所さんの世代も同じくらいですし、住みやすさを感じています。
家を建てるにあたり金銭的に工夫したこと
– こだわりの土地、こだわりの間取りで建てられたO様邸ですが、ご予算的にはいかがでしたか。また家づくりにおいて金銭的な工夫はされましたか
妻:土地も買ったので、安く収まったということはありませんでした。ただ私たちは共働きなので、二人で協力して、これまでそれぞれが貯蓄に回していた分を住宅ローンに回すようにしています。口座を細かく分けることでかかるお金を明確にしているのが、我が家の工夫です。
【僕の私の暮らし方】
家と人が、共に育つ。マイホームを建てたことで変わった施主様の人生にフォーカスしました。
お引越し以降のライフスタイルの変化
– ちょうど1歳を迎える双子の娘さんが、この先もここですくすくと育っていくことが想像できますね
妻:そうなったら嬉しいですね。これは子育ての工夫と言えるか分かりませんが、娘二人と分かっていたからこそこだわった点が沢山あります。例えば洗面所は横に長くして、洗面スペース以外のお化粧などができるスペースを広く取りました。娘たちと私が並んで朝の支度ができるように考えての工夫です。またこの洗面スペースは脱衣所の外にして、脱衣所は脱衣所でプライバシーを守れるようにしました。
夫:そういう妻のアイデアはさすがだと思いました。女性が多い家族になりますが、こういう工夫が生きて、双子が楽しく育っていってくれたら嬉しいですね。
– 育児以外で、マイホームならではの楽しみだと感じられているところはありますか
夫:2階は寝室以外に3部屋作ったのですが、娘二人の部屋以外の一室は今後夫婦の趣味スペースにしたいと考えています。ソファと本棚を設置して、のんびり漫画を読んだりできたら最高ですね。妻は絵を描いたりネイルをしたりするので、それをその部屋でやってもいい。育児以外の二人の時間を楽しむ空間があるのは、とても良いことだと感じています。
妻:今は育児で余裕がありませんが、その中でも人工芝を敷いたり、洗面所や玄関にセンサー照明をつけたり、夫婦でDIYを楽しんでいます。夫婦で同じ方向を向いていられる感覚は、二人で購入したマイホームならでは。とても心地良いですね。
家づくりを振り返って
– 工夫がいっぱいのO様邸を見せていただきました。双子の妊娠が分かってから建てたマイホーム、振り返っていかがですか
妻:夫婦二人の状態で建てても、今の間取りにはならなかったと思います。まさか双子を妊娠するとは思わなかったので。こればかりは運もありますが、色々なタイミングが奇跡的に重なり、この家を作ることができて良かったです。
夫:本当に家を建てて良かったです。特に僕が思うのは、妻の精神的な部分。自分は残業や休日出勤が多くなかなかゆっくり家にはいられないので、妻が一人で家にいる時間が長いのですが、アパートの1LDKで子育てするのとこの広い空間で子育てするのとでは全く違う。妻のためにこのタイミングでマイホームを持つことができて、幸せに思います。
– ご夫妻の互いへの思いやりとお嬢様方への愛情に溢れた素敵なお家でした。ありがとうございました!
『笑顔を建てる』ということ
今回は、O様ご夫妻が建てた笑顔をご紹介しました。
双子の女の子の妊娠が分かってから設計を始めたO様邸。育児のための直線動線や中庭スペース、洗面所など、沢山の工夫が詰まった空間には、双子の笑い声とご夫妻の明るい表情で満ちていました。
私たちサンクスホームがお届けするのは、『笑顔を建てる』という考え方。ご家族が今だけでなくずっと笑っていられるよう、こだわった家づくりをしています。そして、家づくりをするたびに思うのです。笑顔はきっと、家の数だけあるのだと。ご家族によって、マイホームの建て方も、住み方も、異なります。このOB様取材が、これからお家を建てる方、また今後の住み方に悩んでいる方のご参考となり、次の笑顔へのバトンになれば嬉しく思います。