コラム

COLUMN
お金の話家づくり省エネ

住宅検討時に押さえておくべき省エネ対策のポイント

省エネな住まいにすると、電気代が少なくお財布に優しい住まいになります。

特に一戸建てはアパートに比べ面積が大きく、普通の家だと冷暖房などの電気代が増えてしまいます。

そのため省エネな家を選ぶことは、家計にとっても重要なことです。

今回はどうすれば省エネな家になるのか、これから家づくりを考えている方に、ぜひ押さえていただきたいポイントをお伝えします。

 

断熱性能の良い家にする

省エネな住まいにするには、断熱性能の良い家にすることが第一歩です。

断熱性能が良い家とは、外に面した壁の中や床下、天井裏に入れる断熱材と、開口部に付ける窓に熱を通しにくいものを使った家のことです。

こうした家は外の暑い寒いが中に入らないようになり、少ない電気代で冷暖房を十分に効かせることができるのです。

たとえば壁の中の断熱材には、断熱性の高いウレタンを泡状にして隙間なく吹き付ける、発泡ウレタンフォームがおすすめです。

また窓はガラスを2枚にしたペアガラスを使い、さらにアルミと樹脂の複合の枠を使うと、外の熱が家の中に入りにくくなります。

断熱性能の良い断熱材や窓をしっかり選ぶことで、省エネな住まいに大きく近づきます。

日差しを遮る工夫をする

 

さらに省エネな住まいにするには、窓に夏の暑い日差しが当たらないように工夫しましょう。

いくら断熱性能の高い窓を使っても、太陽の光が入る限り多少の熱も入ってしまうからです。

たとえば窓の外側の上に、折りたたみ式のオーニングを付けると家の中に直射日光が入るのを防げます。

あるいは家の軒の出を深くしたり、シャッターを付けて夏は半分ほど閉めたりするのも効果的です。

他にも窓の前に、背の高い木を植えて日差しを避ける方法もあります。

木の種類に冬は葉が落ちる「落葉樹」を選ぶと、冬は日差しが家の中に入って温まり、暖房のエネルギー削減にもなります。

省エネは設備にお金をかけるだけでなく、外からの影響をコントロールすることでも実現できるのです。

 

電気を使わない家電を選ぶ

省エネは家の工夫だけでなく、家電を買い換えることでも大きな効果があります。

たとえば現在の冷蔵庫は、10年前のものから40〜47%省エネになっています。

またテレビは9年前のものに比べ、約42%も省エネです。

もし古い家電を使っているようなら、新築を機に新しいものに買い換えてはいかがでしょうか。

家だけでなく家電も新しくなれば、気分もさらにリフレッシュされるはずです。

家電もより便利なものにして、さらに快適な新しい住まいにしましょう。

まとめ

電気代が抑えられる省エネな家にするには、断熱性能の高い断熱材や窓を使うことが効果的です。

さらに窓の外にひさしを付けたり木を植えたりすることで、日差しで家の中が暑くなるのを防げます。

そして家電を新しく買い換えることも、大きな省エネ効果があります。

エネルギーをなるべく使わない家は地球温暖化防止にもなり、子供たちに住みやすい地球を残してあげることにもなります。

新しい家を作るときはぜひ、省エネな住まいを選ぶようにしましょう。

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