せっかく平屋を建てるなら、思わず目をひく個性的な住まいにしたいと思いませんか?
でもどうすれば他とは違ったおしゃれな平屋になるか、思い浮かばないという方も多いと思います。
そこで今回は、取り入れると平屋がもっとスタイリッシュになる3つのプランを紹介します。
落ち着きと涼しさを与える「軒」
軒は屋根の先が、外壁よりも大きく張り出した部分のことです。
最近はこの軒が無い家も増えていますが、あえて作ることでより家らしい平屋にできます。
さらに軒の奥行きを深くすれば、住まいの落ち着きと重厚感が一気に増すでしょう。
しかも奥行きの深い軒は、夏の暑い日差しが窓から入るのを防いでくれます。
家の中が涼しく冷房費もかからないため、人とお財布に優しい住まいになるのです。
流行に左右されずいつまでも個性的な平屋にするなら、軒を作ることも検討してみましょう。
「縁側」は家族とのふれあいの場に
縁側を外へ出る掃き出し窓の前に付けると、家でくつろぐ場所を増やせます。
特に平屋は1階で過ごす時間が多いので、縁側があると家族との触れ合いが生まれやすくなります。
例えば縁側に座って庭で遊ぶ子供を見守ったり、冷たい飲み物を置いて一緒に休憩したりできます。
お子さんと並んで座れば、落ち着いてゆっくり話せるコミュニケーションスペースにもなるでしょう。
もちろん単調になりがちな平屋の外観を、個性的なデザインにするメリットもあります。
しかも縁側はウッドデッキなどに比べ、コンパクトなので少ない追加費用でプラスできる良さもあります。
魅力の多い縁側を平屋に取り入れて、家族みんなが楽しくなる住まいにしましょう。
マルチに使える「土間」
土間は靴を履いたまま入れる多目的スペースです。
床が汚れても良いのでベビーカーやスノーボードなど、家の中には置けない物を収納できます。
また濡れたレインコートを干したり、庭いじりで土の付いた上着を掛けたりしても良いでしょう。
他にも広めに作って日曜大工をしたり、趣味の自転車などをメンテナンスしたり、その使い道は収納に限りません。
また玄関の横に土間を作って靴を置くようにすれば、お客さんが来る前に散らかった玄関を慌てて片付けずに済みます。
特に2階建てに比べて間取りの制限が少ない平屋なら、希望の場所に広めの土間を作りやすくなっています。
使いみちの多い便利な土間を作って、より便利で快適な住まいにしてはいかがでしょうか。
まとめ
平屋には2階への上り下りがなく楽に生活できて、しかも家族を近くに感じるなど多くのメリットがあります。
そうした平屋に軒や縁側、土間などをプラスすれば、他のお宅にはない個性的な住まいになります。
もしお近くで平屋を見学するイベントがあれば、ぜひ足を運んでみてください。
他にもおしゃれで便利な平屋にするアイディアが、きっと見つかるはずですよ。