狭小住宅はコンパクトなので外観をスタイリッシュにできないと諦めていないでしょうか?
ところがコツさえつかめば狭小住宅でも十分にスタイリッシュにすることができます。
今回は狭小住宅だからこそ映える、しかもお金をあまりかけずにできる外観デザインのポイントを紹介します。
モノトーンカラーで個性を主張する
狭小住宅ではまず色使いでスタイリッシュにすることを考えてみましょう。
おすすめはモノトーンカラーで建物に個性を加えるテクニックです。
モノトーンというと白黒のツートンを思い浮かべる方が多いと思いますが、もともとは単色の濃淡という意味です。
ブラウン基調で濃淡の3色程度を使ってみたり、白黒であればグレーを加えたりして変化を付けます。
個性を出そうと異なる色をたくさん入れてしまうと、少し乱雑に見えてしまう可能性があります。
しかし同一系統の濃淡なら何色か使ってもくどくなり過ぎず、外観に個性が生まれスタイリッシュにすることができます。
おとなしい色使いでは物足りない、でも失敗したくないという方は、モノトーンテクニックで狭小住宅を彩ってみてはいかがでしょうか。
メリハリのある凹凸でアクセントをプラス
狭小住宅の外観に目を引くアクセントを持たせるには、ピンポイントで凹凸を作ると効果的です。
狭小住宅は中の広さを優先するあまり外観が平坦になりがちですが、そこへはっきりとした凹凸を作るとスタイリッシュにすることができます。
たとえばバルコニーに面した部屋を1段よけいに凹ませれば、正面から見たラインに変化が生まれます。
ただしあちこちに凹凸を付けると少しにぎやかな雰囲気になり、好みの分かれる外観になってしまいます。
そのため見せ所を絞りピンポイントで凹凸を作った方が、調和の取れたデザインでありながらアクセントの効いた住まいになります。
見える部分が限られた狭小住宅だからこそ、メリハリのあるアクセントでスタイリッシュさをプラスしましょう。
窓でモダンな雰囲気を演出!
見える部分の限られる狭小住宅では、窓の取り方もデザインに大きな影響を与えます。
たとえば窓をできるだけ小さく最小限の数にすれば、建物のスクエア感が強調されモダンな雰囲気になります。
逆にできるだけ大きくすれば温かみのある家らしいデザインになり、窓の取り方ひとつで住まいの表情は大きく変わります。
他にも窓を少なめにすれば断熱性が高まり、大きくすれば明るさや広さ感が増すといった住み心地をアップしてくれる効果もあります。
外観デザインというと、とにかく建物全体のかたちに目が行きがちですが、窓でもスタイリッシュにできる点もぜひ注目してみてください。
まとめ
狭小住宅は外観で見える部分が限られるため、デザインを工夫できることが少ないように感じます。
しかし限られているからこそ最小限の工夫で目を引く、スタイリッシュな住まいにすることができます。
狭小住宅の建築になれたプロであれば、さらにたくさんのデザインテクニックを持っています。
一生の住まいだから外観も妥協したくないという方はぜひ、狭小住宅の建築実績が豊富な住宅会社に相談してみましょう。