注文住宅をお求めになる方それぞれに、自分が住みたい理想の住宅があります。
例えば「木材を自然のままで利用し、築年数の経過に伴う変化を楽しみたい方」や、「加工された木材を利用し、安定した品質を期待する方」のように、三者三様の理想があります。
注文住宅のデザインや利用する材料を検討する際、おそらく一度は「無垢材」と「集成材」という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。
今回は無垢材と集成材について比較・解説を行います。
理想の注文住宅を追求される方にとって、少しでもご参考になればと思います。
自然重視なら無垢材
無垢材とは、伐採して乾燥させた天然の木材のことを指します。
天然の木材なだけあって、月日の経過とともに味のあるデザインに変化します。
見た目の高級感や自然な風合いが出てくることが期待できます。
加えて、天然の木の特性を持っているため、調湿効果や断熱効果が高いです。
無垢材を利用する際の注意点は、その特性ゆえにひび割れや反りが起こりやすいことです。
「デザインの変化を楽しみたい方」や「月日の経過と共に住宅に味を出したい方」は、ぜひ無垢材の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
安定した材質とコスト重視なら集成材
天然素材である無垢材と違い、集成材は薄く小さい木材を集めて接着剤で結合させた人工的な木材のことを指します。
人工的な木材なので、無垢材よりも使いやすい材質です。
そのため、安定した品質が保証され、低コストでの利用が可能です。
ただし、集成材を利用する際は、接着剤に含まれるホルムアルデヒドに注意してください。
とはいえ、現在ではホルムアルデヒドが出ない接着剤もあるようなので、それほど神経質になる問題ではないかもしれません。
「できる限り低コストで注文住宅を建てたい方」や「できるだけ安定した材質を利用したい方」に、集成材の利用をおすすめします。
無垢材と集成材はどっちがいい?
無垢材と集成材はそれぞれメリットとデメリットを持ち、理想の注文住宅は人それぞれです。
そのため、一概にどちらの材木がいいと断言することは難しいです。
ただ、どちらの木材を利用するか決定する際に注意すべき点はあります。
「どんなイメージを持つ住宅にしたいのか」「家族が快適に生活するためにはどんな木材を使うべきか」など、きちんと将来を見据えつつ、両者のメリットとデメリットを把握した上での決断をすることです。
「やっぱり無垢材(もしくは集成材)にすればよかった」と後悔することを防ぎましょう。
今回は無垢材と集成材について比較しました。
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また、モデルルームの公開も行なっています。
注文住宅の建設を三重県でお考えの方は、ぜひ弊社にお問い合わせください。