OB様インタビュー

OB INTERVIEW
ライフスタイル

「可愛い」を、全部全部詰め込んだ家。愛知県小牧市A様邸

訪れる人をワクワクさせてくれるようなお家

玄関までのアプローチを、可愛らしいタイルが彩っている。ビスケットを模した郵便受けに、グリーンの玄関扉。まるでお菓子の家のように、訪れる人をワクワクさせてくれるような外観だ。

玄関・外構

若いご夫妻が「ちょうど人工芝を敷いていたところで…」と出迎えてくださる。

庭を見てみると、確かに途中。外構は未完成のようだ。

……しかしそれもそのはずである。

この度お邪魔したA様邸は築1ヶ月の新築住宅。ちょうど30歳のご夫妻が2人で暮らし始めた、出来立てほやほやの家だ。

今回の取材では、お二人こだわりの空間についてお話をお聞きした。特に奥様の好きが詰まった内装とこだわりの生活動線について、たっぷりとご紹介したい。

洋風の家の外観・カーポート
|愛知県小牧市A様邸

マイホームを建てた夫婦
|取材をお受けいただいたA様ご夫妻

奥様の大切にする「可愛い」を、全部詰め込んで

「私はマイホームに対するこだわりがとても強いタイプなんだと思います」

そう話すのは奥様。リビングで取材を始めると、部屋を見回しながら教えてくださった。

「明るくて光のいっぱい入る白いお家にしたかったし、シンデレラが好きなのでポイントで青も入れたかった。SNSをよくチェックしていたので細かい希望もあって、例えばアーチ型の出入り口やニッチ、小上がりの和室、折り上げ天井など、自分が家を持つなら叶えたいことがとにかく沢山ありました」

そういえば玄関ホールも、細部までこだわりを感じる、青と白を基調とした爽やかな空間だった。玄関左手にはウォークインシューズクローク。優しいラウンドのアーチ型の入り口はレースカーテンで仕切られている。印象的なブルーのドアはリビングへと繋がり、扉を開くと そこには柔らかい光でいっぱいの明るい空間が広がっていた。

玄関ホール・廊下
リビング・ダイニング・キッチン

壁もフローリングも上品な白でまとめられたリビングでは、奥様のお話しされていた小上がりの和室が ほっこりとした印象を足している。窓側のソファ上では、折り上げ天井が開放的な雰囲気を作っていた。

先ほど伺ったこだわりが、どうやら全部実現されているようだ。

「一つも妥協せず家づくりをしました。アーチ型の出入り口では、ラウンドの角度までこだわったんですよ。一番可愛いと思う曲線にできて、とても嬉しいです」

「妻のこだわりはすごいです」とご主人が微笑みながら続ける。

「僕たちのマイホームには妻のこだわりが詰め込まれています。僕はほとんど、彼女の意見に頷くだけで(笑)でも、妻が妥協せず決めた内装は自分にとっても居心地がいいですし、何より妻が嬉しそうにしているの見るのは僕も嬉しいですね」

白と青を基調とした内装も、どうしても欲しかったという小上がりの和室も、ラウンドの角度にまでこだわったというアーチ型の入り口も、所々に作られたニッチも折り上げ天井も、長さや高さまで計算されたキッチンシェルフも…….全て奥様が家づくりにおいて譲れなかったこと。奥様の「可愛い」と思うもの全てが、バランスよく配置されている。

無難に家づくりを行うという選択肢もあるだろう。きっとそれなりに良いものができるし、ストレスも少ないはず。だけどA様ご夫妻は、全部に妥協せずこのお家を完成させた。

「もちろん大変でしたが、妥協しなかったからこそ、その空間をどのようなもので彩っていくかを自由に楽しめていると思います。自分が可愛いと思うものが暮らしの中にあって、とても幸せです」

明るいリビング
畳・和室

自分たちらしさで、居心地の良さを作る

リビングルームはやはり居心地が良いらしく、ご主人はソファで、奥様は和室で、ごろんと横になりながらテレビを楽しむ時間も多いそう。

断熱がしっかり施されているというリビングは、夏でもとても涼しい。ただこの過ごしやすさは温度や湿度などの物理的な理由ではなく、精神的なもののように感じた。

A様邸はまだ築1ヶ月だが、すでにアートや雑貨などでご夫妻ならではのインテリアを楽しんでいらっしゃる様子が伝わってくる。スイッチニッチのアイアンアート、小上がりの和室に置かれた紙婚式の和紙雑貨、キッチンシェルフのタイル……。シンプルで洗練された空間に、お二人だからこその要素が散りばめられていた。

自分たちが自分たちのために丁寧に仕上げた空間だということが、その唯一無二の心地良さを作っているに違いない。

ニッチ・ムーミン
棚・ブックシェルフ・カップボード

また、パントリーやウォークインクローゼット、トイレ、2階の廊下など、少ない面積を「気分の上がる」壁紙にしているところもA様邸ならでは。細かいところだが、家の隅々にまで個性を取り入れることによって、お家の完成度はぐっと高まる。

キャラクターや花柄、ストライプなど生活のメインには取り入れづらい壁紙も、こういったスペースなら楽しめそうだ。

暮らしの中のほんの少しの空間でも、自分の心躍る要素を作ること。

ーーー奥様の「可愛い」を詰め込んだA様邸は、暮らしを、人生を、より楽しむための工夫に満ちている。

築1ヶ月ながら、そこはもうすっかりA様ご夫妻らしい、個性に溢れた素敵なお家になっていた。

収納・ウォークスルーパントリー
壁紙

こだわりは見た目だけじゃない。暮らしのための抜群の生活動線

A様邸のこだわりは奥様の「可愛い」だけにとどまらず、とても実用的な生活動線にもあらわれている。

まず1階は、ぐるっとつながる回遊動線。リビングからパントリー、洗面所、階段、そして玄関と、スムーズに移動できる間取りだ。脱衣所を兼ねる洗面所は、パントリー側と階段側の扉で仕切られており、個室としても通路の一部としても使うことができる。

「キッチンと洗面、風呂場が直線で繋がり、さらにその間に収納スペースがあることによって、家事のために移動する時間がかなり短縮されています」

キッチン
洗面と収納
洗面脱衣室

家事の中でもとりわけ洗濯にはこだわりを持った。

室内干し派だというご夫妻は、階段を上がってすぐの日当たりの良い場所に 広い室内干しスペースを設置。

1階の洗濯機から2階へと運ぶ動線も抜群で、人目も気にせずに済む場所で、気持ちよく洗濯ができる仕組みになっている。

洗濯コーナー・室内干し

A様邸は、1階と2階の役割の違いが明確だ。

お洒落なインテリアにまとめた1階は、物も少なく、あまり生活感がない。いつ来客があっても綺麗な状態で出迎えることができる。

その秘密は、この部屋干しスペースをはじめ、生活に関わる要素を2階に逃がしていることにあった。

筆者が特に感動したのは、寝室を出てすぐの洗面スペース。

朝晩の歯磨きや朝起きてすぐの洗顔は、この2階の洗面スペースで行っているそう。来客にも使ってもらう洗面と分けることで掃除のストレスも軽減するだろうし、気持ちもスッキリ暮らせそうだ。

二階洗面・室内干し

二人三脚で家づくりが出来たサンクスホーム

ご紹介してきたとおり こだわりの強いA様ご夫妻だが、ハウスメーカー選びにも時間がかかったのではないだろうか。

「先ほどお話ししたようにやりたいことが明確にあったので、それを全部叶えてくれるメーカーを探しました。結局5社くらいから検討したかな…確かに時間はかかりましたね」

理想の実現のためにメーカー選びも妥協しなかったA様ご夫妻。金銭的にローコスト住宅も検討されたそうだが、やりたいことを全部叶えられないという点で候補からは外れたそうだ。

「マイホームは一生に一度の買い物。予算は少しオーバーしたけれど、それでも妥協せず作ることができて良かったと思っています。もちろん安く済むに越したことはありませんが、居心地の良い我が家はお金には代えられない価値があるので」

ご主人は、お客様一人一人に寄り添うサンクスホームだからこそ奥様と相性が良かったのだと話す。

「サンクスホームさんでは、妻の意見をとにかくよく取り入れて設計してもらえました。妻の好きなものを把握して、これ好きですよね?と先回りして提案してくれることもあったり。彼女も 好き好き!と盛り上がって、楽しく家づくりを進めることが出来ました」

照明・ライト

また良い関係を築くきっかけとして、このような出来事があったそうだ。

「私たちはマイホームを人気の土地で考えていたので、土地選びが本当に大変でした。とにかく難航して一時は建売で考えたほど。そんな中偶然この土地を見つけたのですが、サンクスホームの営業担当さんに伝えたところ、すぐに取り次いでくださったんです。激戦だったようなので、これだけ早く対応いただけなければきっと購入できなかったと思います」

動きたいと思った時に、同じスピードで動いてくれた営業担当。この時の速やかな対応により、ご夫妻はサンクスホームを信頼できるメーカーだと感じたのだという。

「だから、最後は人で決めたんだと思います。やりたいことが叶うのはもちろんですが、会話のテンポ一つとっても相性の良さって重要です。相性の良い営業担当さんがいたから、設計士さんがいたから、コーディネーターさんがいたから、私たちは安心して家づくりをすることが出来ました」

ハウスメーカーとの付き合いは、建てるまでだけでなく、建ててからも続いていく。

取材時 営業担当に様々な相談をするご夫妻の姿を見つつ、サンクスホームと二人三脚で建てたこの家は、これからもその信頼関係のもと育っていくのだろうと感じた。

|家づくりを振り返るA様ご夫妻

これまでの人生と、これからの人生と

ご夫妻の…特に奥様のこだわりを、全部全部詰め込んだお家。

それは、お二人のこれまでの人生を表したようなお家と言っても過言ではないのではないだろうか。

結婚式の押し花アート。ご夫妻のウェディングフォト。大好きだと話すディズニーグッズに、季節のお花。キラキラのレースカーテン。これまで奥様が「可愛い」と感じて大切にしてきたものが、このお家にはぎゅっと詰まっている。

そしてきっと、これからの人生で見つける「可愛い」も、このお家を彩っていくのだ。ニッチには新しい雑貨が、壁には新しい家族写真が少しずつ増え、飾られていくだろう。

まだ1ヶ月のA様邸が、1年後、3年後…そしてそのもっともっと先で、その時々のどのような心躍るもので満ちているのかを想像すると、つい筆者まで嬉しくなってしまった。

きっとこのお家はいつまでも、リビングに降り注ぐ光のような、ご夫妻の柔らかい笑顔を作っていくはずだ。

リビングの額・押し花アート
ダイニングの花
リビングのカーテン・レースカーテン