OB様インタビュー

OB INTERVIEW
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赤ちゃんをのびのび子育てする家

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M様邸

施主様の施工時のご年齢:30歳

世帯年収:700万円

建築費用:4000万円(土地込み)

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今回お話を聞いたのはM様ご夫妻。津市に新しく建てた家で、1歳になったばかりの息子さんと3人で暮らしています。リビングを中心としたワンフロアの間取りは、赤ちゃんを育てていくためのアイデアでいっぱい。内装や外観デザインにもこだわりが溢れていました。この記事ではM様邸の『家が建つまで』と『その後』をとおして、家づくりのヒントをご紹介します。

【実際に住んでみて実感したこと】

家は、住み始めてから分かることが沢山あります。間取りの選択は正しかったのか?経年による変化はどうか?…リアルな声を聞いてみました。

我が家の気に入っているところ

– M様邸は縦に長い平屋で、奥に進むほどプライベートな空間になるのが特徴的です。間取りを決める際に大切にしていたことは何ですか

妻:家づくりのきっかけが子供が生まれることだったので、やはり子育てのしやすさは意識しました。キッチンからリビングと庭を見渡せるので、子供が遊んでいるのを確認できることが嬉しいです。それから、玄関からリビングを通らないと個室に行けないようにしたのも間取りのこだわりかな。大きくなったら息子は嫌がるかもしれないけど、毎日ちゃんと顔を合わせる仲の良い家族でいられたらと思って。

夫:個人的なこだわりとしては、トイレを2つ作りました。玄関近くとリビングの向こうのプライベートな空間とで2つ。妻はいらないと言ったんですが、自分の実家が実際に2つあり、朝の支度の時などに便利なことを知っていたので。結果、お客さんが来る時にも気を遣わなくていいのでよかったと思います。

– 間取りの中心となっているリビングルームは、ナチュラルカラーで統一されたデザインが素敵ですね

夫:ほとんどが妻の好みですが、内装のデザインにはこだわりました。色味は白とグレーと木目で統一して、所々タイルをアクセントにしています。キッチンの下げ天井を特に気に入ってるんだよね?

妻:SNSでこのアイデアを見つけて取り入れました!オープンキッチンだからリビングと同じ空間なのに、分かれている感じがしてお気に入りです。この下げ天井と玄関の足元には間接照明も入れたんですが、その雰囲気も気に入っています。内装にこだわったからこそ、家具も揃え甲斐がありました。インテリアを楽しめる家だと思います。

– もともとアパートに住んでいらしたそうですが、平屋で暮らし始めてもっとも変化を感じるところはどこですか

妻:メゾネットのアパートだったので階段があったんですが、平屋はやはり階段がないというところが利点ですね。あの階段の隅がないだけで、掃除がとっても楽です。引っ越しを機にお掃除ロボットを買ったんですが、その稼働範囲が広いのもメリットに感じています。

夫:平屋にした理由は、2階建ての家に住む両親に「2階はほとんど使わなくなる」と聞いたからでした。確かに家族は自然とリビングに集まりますよね。だからこの家もリビングの快適性にはこだわったのですが、実際これだけ過ごしやすく感じるのは、解放感のある勾配天井という平屋らしいデザインのおかげもあるのかなと感じています。アパートにはない落ち着いた時間が流れているようです。

一生付き合っていくマイホームだから

– こだわりの詰まった間取りですが、一点だけ「こうしたら良かった」と思うことがあるそうで…

妻:これはご時世的なこともあるのかもしれないのですが、玄関近くに洗面所を作りたかったなと後悔しています。ここ数年手洗いうがいにはかなり敏感になったので、そういう選択をしても良かったのかもしれません。

夫:これは盲点だったなと。家づくりでは、生活の様子を細部まで想像することが大切ですね。これから家を建てる方はぜひ細かいところまでシミュレーションしてみてください。

– そのほか、これから家を建てる方に何かアドバイスはありますか

夫:土地探しはスピード勝負!ということをお伝えしたいです。土地は自分で探したのですが、条件に合う土地を探すのはやはり大変でしたし、意外と多くの人が同時期に見ているのだなと感じました。理想の間取りや暮らし方をある程度思い描いておいて、それが叶う土地が見つかったらすぐに押さえるといいと思います。

妻:我が家の場合子育てをするにあたり、周りの音を気にしない場所という条件もありました。ここは周りの家と離れているので、特に遮音に気を使っているわけではないのですが大きな声で歌ったりすることもできます。遮音が気になる方は、家の仕様・設備以外に、土地選びでも工夫できることがあるのかもしれません。

【サンクスホームのお節介】

時にお節介とまで言われる(?)サンクスホームの手厚いサポート体制。この家づくりの場合は、どのようなサポートがあったのでしょうか。

サンクスホームで建てた「決め手」

– M様ご夫妻は、サンクスホームのことを以前からご存知だったそうですね

夫:実は我が家の担当さんとは前職からの知り合いで、人柄を知っていたので安心して任せられるところがありました。でもメーカー選びの決め手は、知人がいたからではないんです。サンクスホームさんって、ホームページとかSNSとか、どんどんお洒落になっていますよね?そういうところをいいなと感じて、是非お願いしたいと思いました。

妻:あのお洒落な雰囲気というか流行を押さえている感じって、やはり専門知識の豊富さによるものだと思います。マイホームを建てるにあたって夫婦二人でSNSを隈なくチェックしていたのですが、設計士さんもインテリアコーディネーターさんも、それ以上の知識やアイデアがあるんですよね。だからこそ何でも相談することができました。

夫:担当さんとは知り合いでしたが、振り返れば他のスタッフさんとも友達のような感じでやり取りさせてもらいました。同世代のスタッフさんが多いのも特徴なのかな。パーソナルな提案をしてくれる方達だと思います。

家を建てるにあたり金銭的に工夫したこと

– 土地もデザインもこだわったマイホームですが、家づくりにあたり金銭的なご不安などはなかったですか

妻:もちろん金銭的な不安がなかったわけではないのですが、予算内で建てることができました。むしろ予算内でこれだけの家が建ったことに、大満足です!ただ…実は夫の仕事が変わったり私自身育休中でお給料が下がったこともあり、一時的に収入が下がった時は心配でした。解決策として、我が家は実家にご飯を食べに行っています。…というのは半分冗談ですが、引っ越して私の実家が近くなったので、孫を気軽に見せに行けるようになったことが嬉しいですね。節約と一石二鳥で、もうしばらくお世話になろうと思います(笑)

【僕の私の暮らし方】

家と人が、共に育つ。マイホームを建てたことで変わった施主様の人生にフォーカスしました。

 お引越し以降のライフスタイルの変化

– ご主人には、このマイホームで新しく始められた趣味があるのだとか

夫:野菜を育てるために、庭の一角に畑を作りました。いつか大きくなった息子に見せたいなと思って始めたんですが、これが意外と楽しくてハマっています。畑に限らず庭は絶対に取り入れたくてマストで作ったのですが、良い趣味スペースになっていますね。DIYで自分で敷いた人工芝もいい感じです。

妻:庭にはリビングから続くデッキから降りられます。息子は今このお庭を走り回るのが大好き。これからもプールをしたりBBQをしたり、息子の成長に合わせて色々な楽しみ方ができそうです。そういえば先日お庭から花火が見えたので、初めてデッキでご飯を食べました。…こうして振り返ると、おうち時間が本当に充実したものになりましたね。家を建てて良かった!

家づくりを振り返って

– すでに充実した毎日を過ごされていますが、さらにこの先どのように暮らしていきたいですか

夫:リビングにみんなが集まる明るい雰囲気の家でありたいですね。南向きの日当たりの良いリビングには、そういう想いを込めています。この明るいリビングで、楽しく仲良く暮らせたらいいな。

妻:顔を合わせる間取りにしたからこそ、毎日家族の笑顔が見られたらと思っています。家族の笑顔を育てていけるような家にしていきたいです。

– ご夫妻の人柄をそのまま表現するような、明るく素敵なお家でした。ありがとうございました!

『笑顔を建てる』ということ

今回は、M様ご夫妻が建てた笑顔をご紹介しました。

家族が毎日顔を合わせて仲良く暮らしていけるようにという願いのもと建てられたワンフロアのお家は、すでにご家族の明るい笑顔に満ちていました。土地選びやリビングを中心とした間取り、お庭の活用方法など、これから家を建てる方にとって参考になる要素が沢山ありそうです。

私たちサンクスホームがお届けするのは、『笑顔を建てる』という考え方。ご家族が今だけでなくずっと笑っていられるよう、こだわった家づくりをしています。そして、家づくりをするたびに思うのです。笑顔はきっと、家の数だけあるのだと。ご家族によって、マイホームの建て方も、住み方も、異なります。このOB様取材が、これからお家を建てる方、また今後の住み方に悩んでいる方のご参考となり、次の笑顔へのバトンになれば嬉しく思います。